危険域。 Master:(c)夏目

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2005年05月27日(金) ■
夏目 ― 君思フ僕 ―





 愛してるって二度呟いたら伝えられる気がした。
 思うだけで思いは伝わらないから口にする。
 思うだけで伝える気がないからしまい込む。
 それでもあふれ出すからやっぱり口にする。

 自己満足でいいから愛してるって言わせて。

 嫌いでもいいから愛させてそのままで。
 近寄らないから傍に行かないからどうかせめて。

 愛してるって三度呟いたら伝えられるかな。

 けれど愛してるって言わないで。








 今日はチビと泉田と会った。
 んで、高校に遊びに行ってきました。
 遊びに行ってもビデオ室(逢引部屋)にこもって延々とお喋りをしているだけなので、あんまり在学中と変わってませんねぇ(笑
 高校はいつまでたっても忘れられない場所ですし、夏目にとっては懐かしくも楽しかった思い出の地です。
 勿論辛いことも嫌なことも山ほどあったけど、その分楽しかったこともそれなりにあったので、戻りたくないとは思わないし、卒業してよかった清々するとかも思いません。
 そりゃ全校生徒から目の敵にされ歩いているだけで何処の誰とも知らない同級生やら後輩やらに陰口言われるわ嫌味言われるわ因縁つけられるわでろくなことはなかったし、教師間との諍いも耐えなかったですし、それなりにやらかしていたので正直嫌になったことなんて多分一般生徒をやっている子達以上に多かったと思います。
 普通あの状況なら学校辞めていてもおかしくないんじゃあないかなと。
 何処にいても人の目があって必ず認識されている状況と言うのは夏目にとって最大のストレスです。だからせめて休日はと思って伊達めがねを掛けて認識されないようにしていたわけです。
 そんなこんなで色々あって辛かったし面倒だったし文句ばっかり言っていたけどその分充分に満喫したし我が侭放題やっていたし我が物顔で開き直ってもいたので、やっぱり楽しかったんでしょう。

 入りたての新入生に声をかける機会がありました。
 その時、先生は「前期の生徒会長。彼女はまあ、在学中ちょっと色々とやらかした子だけどね」と夏目をその子達に紹介しました。
 品行方正真面目でお堅くて規則を守って汚点なく生活していることが正しいのかもしれませんが、それだけでは体験できないことは山ほどあります。いつまでも変わらない信念を持つことは大切だと思いますが、けれど冒険をして新たな考えを持つことはもっと大切です。
 悪い子とやれとか規則を破れとか何かしでかしちゃえとか言っているわけではなくて、自分が正しいと思ったことは貫き通せるだけの勇気を持つべきだと思うんです。
 勿論その結果如何なることが待っていようとも、それを受け入れて始末するのは自分ですから、それ相応の覚悟はしておかなければならないです。
 けど、自分の守る道を守って例え結果が悪い方向だったとしてもそれなら悔いはないのじゃないかと、夏目はそう考えます。
 奇麗事ですか。
 奇麗事でしょうねえ。
 まだ青いんです。
 でも、全てその考えで乗り切ることはやはりできなかったけれど、多少なりともそうして自分の正しいと思う道を進んで衝突したことがあります。その始末は自分なりに自分でつけたと思っていますし、後悔はしていません。
 夏目は口ばかりで自ら行動することはできませんし、小心者で卑怯だから責任とか取るのは恐いです。でも最後に背負うことができて庇えるのは自分でそのために散々甘やかされて仕事しないでもみんなハブらないでいてくれたのだと考えると、多分最後に自分が全部背負っちゃってもお釣り来るくらいのことしてもらってるんだろうなとは思ってました。
 勿論そんなこと在学中には言いませんよ。
 そんなキャラじゃないし、夏目はいつだって俺様で何様な会長様でしたから。
 だからそんな経験から言わせてもらうとね。

 「高校生活は本当にやりたいことやって悔いの残らない三年間にしたほうがいい。もう来ないから、こういうの。だから絶対にやりたいことやりなって」

 夏目が声をかけた彼女達は立場的に厳しい先生が顧問を務めている部活の子達だったので、この先、多分随分と苦労をすることになると思います。だけどそのときね、学校から逃げるか先生から逃げるか部活から逃げるか、それは彼女達の意志ですから何を言うこともないし、それを卑怯だとか薄情とか言うのは誰であっても許されない言葉だと思います。けれど、そういうことがあるからこそ、自分が正しいと思うことをやって悔いの残らない、後味がいいままに卒業してもらいたいと、新入生には思うのです。
 今の状況は決して楽観視できるものではありませんし、夏目が会長だとするならばともかく、今の生徒会では決して教師と上手く渡り合っていけることはできないと思います。取り込まれて使われてしまうのがオチでしょう。
 生徒の味方はいないのです。
 好きな先生を守れるものもまた、いないのです。
 だから自分の正しいと思う道を進んでいくことが一番大切だと、そう思います。
 けれどどんなに守りたくても守れない、進みたくても進めない、時に自分の将来を賭けての岐路に立たされることもあるでしょう。
 その時は、弱い自分を盛大に嘆いて、将来取るべきだと、夏目は卑怯ながらそう思います。
 夏目はそれを後悔しているのかどうか、正直わかりません。でも、選択を迫られ、その時にNOと言っていたら今の自分はなかったと思います。
 選ばなければならない道は必ずある。
 例え苦しくても正しくなくても、その道を選択しなければならない道も。
 自分の思い通りになる世の中ではなく、また、高校生は弱いから。
 正しさだけが全てではなくて、それでも正しさだけが全てなんだと思います。
 正義ではないのです。
 自分が正しいと、こうしたいと思うその思いが、自分を進める原動力になる。
 やましさがあっては勿論いけない偽善だなんてとんでもない。
 自分が正しいと思うこと、こうしたいと思うこと、それを胸を張って周囲に伝えられること、その思いが、原動力になる。その思いを、貫くことに意味がある。

 勿論、それだけが全てではないけれど。

 でも誰かが変えなきゃ変わらないのなら、せめてその取っ掛かりを作るのは自分でありたかった。誰もしないのなら自分がするべきだった、怯えて何もできなかった自分が、YESと言ってしまった自分がいるから今のあそこがあるのだと思うと、申し訳ないと思う。
 後悔はしていない。
 けれど、遣り残したことは山ほどある。
 だからせめて新しく入ったあの子達には、遣り残しなんてわからないくらいに自分の道を進んでほしいと、心から願う。
 無論、それは教師間の問題に首を突っ込むなどとそんな危ない話ではなく、それはただ夏目がそうするべきだったと思っているだけであって、彼女達にはなんの関係もない問題。
 ただ、少ない高校生活をせめて卒業するとき清々したなんて思わずまだ学校にいたいな楽しかったのにと、そういう風に思えるよう送ってほしいと思っているだけ。

 青春って大事だと思う。
 馬鹿やるのも大切。
 新しいことを見つけることも大事ね。
 イイコで終わるのは簡単だけど、見識を深めるのは難しい分充実する。

 だから、楽しんで後悔しない高校生活を、後輩には是非送ってもらいたい。
 怠惰に生きているには惜しい期間だから。






 チビにワンピを借りました。
 所々抜けているのを家帰ってから確認したのですが(涙)、取り敢えず一巻から読んでます。
 夏目的にワンピは「面白〜い!どんどん進む!」ってものではないので読むのに時間がかかります。
 ルフィもゾロも好きです。
 シャンクスも好きです。
 でもエースが一番かもしれないvv
 今回、チビに重い思いをしてワンピを持ってきてもらった一番の理由は、エースが読みたかったからです。エースの出ているシーンをね、もう一回読みたかった。
 夏目はこの時は本誌を買っていたので、そちらで読んでいたのですがもうそろそろ忘れているんでね…エースに会いたいなあと思って借りました。
 素敵だエース。
 でもまだそこまでたどり着くには道則が長い!
 頑張って読まねば。黙々と。
 夏目はメンクイなのかそうでないのか自分ではよくわかりませんが、好きキャラをいうと理解されるものと理解されないものが結構極端に分かれます。
 例えば、イザークは理解されます。当たり前です。
 けど、クーガー兄(スクライド)は理解されません。謎です。
 でも夏目としてはどちらも同等に素敵デス。嘘偽りなく。
 エースも大好きーvv




 久々にEMPTYのビデオを見て和みました。
 高校時代が懐かしいというよりも、それを製作していた期間が懐かしかった。
 喧嘩ばっかりしててすんごかったけど、ビデオ編集は本当に楽しかった!





 さて、今日はたくさん語りました。
 次に彼女達に会うのはいつなのかわからないですけども、取り敢えず来月も必ず高校に行くんで(笑
 月イチで行ってる。ウザッたい卒業生だなあオイ。
 でもそれくらいしか会う機会ないから!
 今度は是非是非、百ちゃんとすれ違わず会いたいわvv








 ではでは。
 本日はこれにて失礼! 


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