危険域。 Master:(c)夏目

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2005年01月04日(火) ■
 年下じゃなァ…

 
 
 
 
 
 学童に行ってきましたー。
 今年最初の学童訪問。
 学童も冬休みでして、
 今日が仕事はじめだったんです。
 宮内と歩きながら。

 「ねェ今日が初ってさ、もしかして初詣とか行ってない?」
 「…………かもね」

 まァ、案の定でしたよ(なげやり
 行ったら誰もいなかったさ。
 鍵とか閉まっちゃって中で置いてきぼりにされた年寄り犬が吠えていたよ。
 そんなに吠えるなよ…夏目らだって入りたいさ…とか、寒空の下思ってました。
 なんだかなー一時間くらいそうして耐えたところで戻ってきました。
 
 「あけましておめでとう御座います、昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞ宜しくお願いします」

 ×6くらいしました。
 先生全員に三つ指ついて挨拶(笑
 何してんだ俺らって思いながら。
 因みに新米の先生にはしてません。
 だって夏目知らない人だしー名前も知らないしー。
 寧ろ夏目と宮内なんてもう社長副社長の次に古株だし。
 意地悪いなァ夏目。
 でも学童では上下関係が強いんです。
 年功序列もあるんだけど、

 「使える奴は上」
 
 って愛されるんです。
 実力主義。
 それは先生だって変わらないんですよー。
 使えない先生は古株の先生にいびられるんです。
 勿論、実力(使える)奴は愛されるわけですから、尚のこと教育を仕込まれます。
 どっちが楽かと言われるとどっちもどっちね。
 礼儀を重んじるように徹底的に仕込まれる使える奴か。
 でしゃばればいびられ使えないから放置される使えない奴か。
 なんも考えないで行くなら使えなくても構わんのでしょうが。
 特権が出来るだけに使えるように頑張るほうが多いですかね。
 ただ、認められるのは一部だけですが(苦笑
 大変デスヨそこまで行くのは。
 前提が「カリスマ性」とかいう惹きつける力ですからね。
 優しさと公平さ、年が上なら敬って、決して年上に恥をかかせないようにすることも大事で。
 まァ6年間耐え抜きましたよ。
 夏目は幹部でしたからねェ。
 仕事はきついし恐いしで嫌なこと多かったけど、今になって役に立っているので、若い頃の苦労はしておくべきかなァと(いくつだお前
 


 野球に行きました。
 とはいっても夏目は見ているだけ。
 宮内が参戦してました。まーバッド振り回しているだけでしたが。
 カッコいい男がいまして。
 今小六なんですが。
 もっと早く生まれてこいよと思ってしまった…。
 いつの間に宗旨替えしたんだろうか。
 でもカッコ可愛いんですなァ。
 うーん夏目がもっと若かったらいんだけど…さすがに6歳下にはその手の触手は動かない。

 あいつはいい男になる。

 とか心の中で密かに思っていたら、宮内が楽しそうにそいつに構う。
 お気に入りなのかァとあとで聞いてみたら。

 「うん。狙ってるから」
 
 ってあっさり言われた。
 だって幾つ差だと思ってんのって言ったら、なーんも気にしないような顔して。

 「たかが6歳差くらい気にしないし」

 …ショタ趣味だったとははじめて知りましたよ。
 そうかァただ“若い可愛い子をはべらせたい”とかその手の感情じゃァなかったんだねェ。
 恋愛感情まで絡むのか。
 夏目はさすがに小学生はまずいと思うんだけどなァ…。
 まァ40代が好きvとか言っているんだから夏目だって人のこと言えないのか。
 でもあいつは将来絶対カッコいいって。


 カルタ大会をやりまして。
 まァ新年の遊びでしょう。
 学年わけして四年生の読み手を担当しました。
 不思議とね、

 「じゃー嶺ちゃん4年生担当ね」

 と普通に仕事割り当てられてしまうところが学童らしい…。
 一応、遊びに来た客なんですがね。
 そんなことは関係ないらしい。
 来た以上は仕事しろってことですか。
 まァルール説明のとき必ず集中させるために。

 「正座、黙想」

 と目をつぶらせるのが慣わしなんですが。
 これは精神集中のために、空手で行われることなんです。
 うちの流派だけかしら。
 その台詞を平然と当たり前のように言うのがいけないのか…。
 これはクセになってるんだろうなァ当時から言う役目だったから。
 そしてこれをやらせている最中、挙動のおかしい奴を片端から叱り飛ばしていく。
 姿勢や態度、仕草に至るまで黙想中は厳しくチェックしてます。
 人の話を聞くときは必ず集中すること、というところからきているんですがねぇ。
 お菓子食べながら人の話聞いていたり、別のことして寧ろ聞いていなかったりと、そういう状態をなくすためにしはじめたらしい。
 もう十年以上も前の話ですけど。

 「そこ、なんで俺と目が合うんだボケッ」

 とか言っちゃう。
 いつ目を開けろって言う指示が出るかわからないから、チラリチラリと低学年は開けてきちゃうんですねェ。
 それを注意するのも役目。
 
 「はい、やめ。話聞くっ」
 
 とかまた言っちゃう。
 そして説明役先生がそれをはじめると、夏目と宮内は取り敢えず役目を終えたので正座をするわけで。
 その正座だって見本になるようにしなきゃいけないから、気を使うの。
 背筋伸ばしてあご引いて、手の位置や足の開きとかね…昔は厳しかったんだけど今はそうでもないらしい。
 まァそれで説明を終えて学年ごとにグループわけして、読み手となった夏目はガキ共20人くらいをまとめて面倒見なけりゃならん。
 
 「わっかから出る。手、ひざ」

 とカルタをばら撒いたゾーンの中に入らないようにしたりとか。
 反則しないようにきつく言い含めたりとか。
 4年生とかなると生意気盛りだから大変ですよ…。
 素直さがないからね、もう。
 声張り上げて読まないといけないし。
 まーかわいいなァと思うこともあるんですが。
 名前覚えられないから大変ですがね。


 結局、普通に先生と同じような仕事をこなしている気がする毎回。
 一時期はバイトとして働いていたんだけど、どうにも“仕事”と“手伝いに来てる”との気持ちの切り替えが出来なくて、結局続かなかった。
 仕事は仕事でメリハリつけたいんだけど、行くたびにこうして手伝ってるからどうにも。
 仕事と手伝いとやっている内容は大して変わらないから。
 でも学童、待遇がすんげェいいんだよ…。
 時給860円。
 朝6時30分から13時まで。
 昼食つき。
 給料支払い時に交通費5000円つき。
 交通費なんてかかってなくてももらえる。
 高校生相手にここまでくれるのは凄いよー。
 朝早いのはネックだけど、仕事はきつくないし。
 掃除からはじまって子供相手とか、おやつとか行事の準備とか。
 普段やってることと一緒なわけで。
 きつい仕事じゃないんですがねー。
 だから問題は気持ちでして。
 めりはりつかないんじゃやれない。
 だから結局夏休みだけで辞めちゃった。
 長期休業のときは入ってほしいなとか言われていたんだけどね。
 受験とか生徒会とか理由に辞めましたとさ。
 もったいないかなーと思いつつも、やりにくっちゃァやりにくい仕事でした。
 でもかなり稼げます。




 明日ももしかしたら学童にいくかも。
 宮内が例の「狙ってるコ」にメアドを聞きに行くらしい。
 小学生の聞いてどうするの? とか思ったんですが。

 「適当なこと話すのー」

 だと。
 小学生相手に何を話すんだろう。
 でも見た目は中学生で通る容姿なんだよなー。
 かっこいいんだってマジで。
 あんな弟なら自慢だなー。




 ではでは。
 本日はこれにて失礼。


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