危険域。 Master:(c)夏目

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2004年07月20日(火) ■
 破綻があればこその未成熟

 
 
 
  
 

 朝方、8chの某番組のランキングで、
 
 「百器徒然袋――風」

 が3位に入っていた。
 一人で吠えた。
 軽部さんが一言。

 「太いです」

 いえ、全然太くないです。
 思わずテレビに向かって呟きました。
 軽いくらいです。
 読み足りないくらいです。
 まだまだです。



 朝から、炎天下の中での終業式で。

 熱中症になりました。

 筋肉痙攣を起こして足ががくがく言ってました。
 相変わらず日光が苦手なようです。
 頭痛いし、気持ち悪いし、その後いきなり腹下すし、ひたすら寒いし。
 もうしっちゃかめっちゃかです。
 クーラーの下にいるのも辛いので、日陰にずっとのんびりいたかったです。
 日の下に出ると身体がだるくてだるくて…辛いですねえ。
 軟弱なんです。
 貧弱なんです。
 出不精なのがいけないのですか。
 あまり日光に対しての抗体がないのですかね。
 駄目ですねえ。
 もうちょっと日のあたる場所にいる訓練でもするべきですか。
 絶対に長続きしないと思うのですけれど。
 部屋の中でまったり過ごすのが一番ですよ。
 暑かろうがなんだろうが扇風機で充分です。
 日光がなければいいのなら日傘でも差しましょうか。
 …絶対に似合わないと思うので速攻却下ですな。



 実は。
 「新撰組」というものがあまり好きではない夏目。
 それと言うのも大の「るろうに剣心」ファンである夏目にとって、新撰組というものは、

 敵

 でしかないからである。
 好印象を持っているのは「斉藤一」くらいであるわけで…。
 まあ漫画に影響されて歴史上の登場人物を貶すなんて言語道断だと仰られるかも知れませんが。
 夏目、本当に「るろ剣」好きなんですよ。
 羽根とかイザとかシャニとかイニとか京極作品とか、同列並みに好きなんですね。
 長い分深いというか。
 感情は長さじゃないですが。
 そんなこんなで、「新撰組」に好感情を抱いていません。
 
 なんでこの話かと。
 応援団で「新撰組」をテーマにという声が高かったもので。
 一時はそれに決まりかけて。
 絶対に嫌だなあと思っていた夏目は。
 あれやこれやとイチャモンをつけまして。
 元から批判的だった前田センセの手を借りて(口か)潰しました。
 うわ最低。
 でも満足。
 でも結局、こちらが推していた「氣志團」も前田センセにボロクソコケ下ろされたので一気にテンションダウンしましたが。
 自業自得ですか。
 でもねえ。
 附随するようにして現代の音楽を全て馬鹿にされたのでかなり腹が立ちましたが。

 「今の音楽の歌詞には中身がない。適当に耳障りのいい言葉ばかり並べて全然いいものがない。シナリオライターなんて馬鹿ばかりで、曲が売れているのは名前でだ」

 元からカタリーで自論を絶対に崩さない男ですので、もうスイッチ入っちゃうと止まらないし人の話し聞かないしで、駄目なんですよこの人。その上、自論を崩さないためにあらゆることを調べ上げて自分にとって都合のいいもので周囲を固めてしまうので、年の功と知識量では一介の女子高生である夏目なんぞが敵う相手ではない。
 かと言って。
 そう言われてしまうと慰められたなり思わず涙したりする夏目達って、どんな存在なのだろうかと思ってしまうわけで。
 納得できるわけもなく。

 「それは先生の生きる時代と夏目らが生きる時代の差」

 とは言っておいたのだけれど。
 でもこの人、自論に反論されると更に長くなるので適当に聞き流すのが一番なのである。下手に手を出すと、二時間は平気で喋っている。延々と。気分の悪くなるような暴論も含まれているわけだが。
 でもちょっと、言いすぎじゃないかなあと思うのですよ。
 例えば「氣志團」のことを。

 「散々社会に対して反発してきて迷惑を掛けて、常識の枠をはみ出してそれを良しとしてやってきた人間が、いきなり“社会人になるからもう辞めます”と言うのは変だ。そういうことをしてきた人間はずっとそうして主張をするべきだ。何故常識の枠の中に戻ってこようとする。それに反発してきたんじゃないのか」

 と評すわけで。
 まあ、それはそれで有りであろうと思われるものですけれど。(言い方に問題があったんだけれど;
 所謂“族抜け”というものを差しているわけだろうと思うんだけれどね、この人がどこまでその内容を知っているのか、決意を知っているのか、それは人生の違う夏目にはわからないことなのだけれど、少なくとも身近にそれらしいものがたくさんいる夏目にとっては、その“社会人になるからもう辞めます”というのは“卒業”になるわけだ。
 生半可な決意ではないし。
 かなりの犠牲を代償とするものであり。
 それを馬鹿なことだと言われるのならばそうだろうとしか言えないわけで。
 常識の中に生きることが正しいとか、間違っているとか、そんなことは関係ないので。
 彼らが反発しているのは常識ではなく、社会であり、大人であり、しがらみであるわけで。
 “常識”の枠に自らをはめ込むことが嫌なのであれば、確かに戻らないだろうとは思うのだけれど、けれどやっぱり気付くときがあって、気付かなきゃいけないときがあって、でもそれは“安定した社会の中にいたほうが楽だと気が付いた”ということではないので。
 
 “折り合いをつけながら主張を通していかなきゃいけない”
 
 “暴走行為迷惑行為では伝わらないものがある”
 
 “社会に適応する人物であるとは思わないけれどその中で自分というものを自分らしく生かしたい”

 “やるせない思いをしっかり伝えてそれをもう誰にも味合わせたくない”

 とかいうことなわけで。
 ってかこれは実際夏目の身近の洗礼を受けた奴らが言っていたことなんだけれど。勿論、中には「結婚する」とかいうのもあったけれど。
 夏目が知っているグループは良心的(?)というか「身内」扱いをする類の族だったので、洗礼はそんなに強くないです。でも根性焼きは挨拶です。勿論夏目の肌にはついてませんが。
 族と言っても様々で、昔からある地域継続型、突発的にでき上がったもの、昔からあったものがトップが方針を変えて変わっちゃったりしたものなどあるんですね。
 なので、中には「仲間」という名の「ペット」がいちゃったり、「仲間」という名の「売り物」がいてしまったりするわけで。
 「族抜け」を「卑怯」と罵り、再起不能なほどに洗礼を施してしまうところもある。
 けれどね、それは一概に「最低」とは言えないのですよ。
 どんな形であり、その組織の中にはその組織のルールがある。つまり組織内の常識というものがる。
 若いグループにありがちなのが「暴力推奨」系なんですけれど。まあ、あまりに行き過ぎていると潰されちゃいますけどね。でもあれですねえ、最近多いのが「新興暴力団」との癒着でとんでもないことになってしまうという。昔からこの繋がりは必ずあったのだけれど、最近は特にひどい。誘い方もひどい。
 まあその中で生きている人間にとっては、勿論、タイムリミットというものがあるとわかっているわけです。
 いつまでもこのままでいられるわけではない。
 わかっているけれど、その中で、生き方というものを探しているわけです。
 まあそれはあくまで夏目の知っている族の話で、こんな族は今時とってもめずらしい希少価値大らしいので、判断基準にはならないと思うんですがね。
 取り敢えず、夏目の中ではこれが常識であるわけですね。
 
 「氣志團」は確かに元族であるだろうとは思うのですけれど、それはキャラクターで、ウリであるわけで、どうにもねえ。そこら辺、履き違えちゃあいけないです。
 
 「いつまでも暴走族であったことを引きずってみじめったらしい」

 とか言われても。
 それで売れているんだから、はじめは引きずっていたかも知れないけれど、今となってはあれで売っているんですから立派な商売ですよねえ。商売ってことはそこには契約条項があるのだから、ビジネス。ビジネスである以上そこには金銭契約があるわけだから、責任があるじゃないですか。 
 それをねえ。みじめだの、常識の中に戻ってくるなだの、言い方がねえ。
 批判的な物言いしかできないのは夏目も同じですけれど、もう少し言い方というものを考えてほしいと。
 教師ならね。
 ってか、大人ならというべきか。
 ものを教える立場であるというなら?
 どう言っても同じですか。
 結局は人間なのだからと言ってしまえば。
 もう何も言えません。
 意にそぐわぬこと、己の常識内に納まらないことというのはあるものですからね。
 生理的嫌悪感はあって然るべきだ。
 だとは思うけれど。
 やっぱりいい気持ちはしないです。
 
 なので今度から己の言動に気をつけるように致しませう。
 カタリーは同じですから。


 
 ワープロ実務検定2級、無事合格致しました。
 ついで、成績も目標分の評定平均は上がりました。
 ただ、クラス順位下がりました…。
 学年順位はまだ未確認です。



 

 ではでは。
 本日はコレにて失礼。





















 【 17歳7ヶ月 】 



 ふとした瞬間にとても感動を覚えた
 普段は見えていないのだと
 下を向いて歩いているのだと
 そう思うと切なくなった
 
 ビルや建物にさえぎられていたものが
 実はとても綺麗なものなのだと
 わかっていたはずだけれど
 見えていなかったのだろう

 どこまでも続いているのだと思うと安心した

 どこにでも繋がっているのだと思うと安堵した

 バスの中で泣きそうになった

 きっと誰もがわかっていることなのだろう
 ただ余裕がなかったのだろう
 ただ見えていなかったのだろう

 けれどそこには当たり前にそれがあって
 当たり前にそれは全てに繋がっているのだと
 そういうことなのだと思って
 とても、とても、とても、安心した
 

 「未来を夢見て笑え」
 その言葉がとても好き
 けれど最近忘れていたことに気が付いた

 「果てしなく広い空に。
 俺たちはあたらしい明日を
 見いだして行く。
 ――…きっと、ね。」
 とても気に入っていた
 昔のキモチを忘れたのだろうか


 どうしてわからなくなるのだろう
 どうして見えなくなるのだろう
 ふとした瞬間に気付くのだ
 どうしていつも見ていられないのだろう
 どうしていつも思っていられないのだろう
 見境をなくして気付くのだ
 暴走しすぎな己の身を見て
 とてもとても嫌悪する

 
 きっと「未熟」では済まない
 きっと「コドモ」では済まない
 きっと
 それでは済まないのだろう
 
 信念を持ち続けること
 希望を見続けること
 明日を思い続けること
 
 どうしてこんなに
 難しいのだろう


 それでも空はいつまでも空で
 それでもいつでも続いていて
 それでもいつでも繋がっている

 そのことに
 ひどく安堵したのだ


 バスの中で泣きそうになった





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