危険域。 Master:(c)夏目

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2004年05月24日(月) ■
 親父趣味だからこその親父像がある。

 
 なんでかわからないんだけれど、最近とにかく、寝ても寝ても眠い。
 春はとうに過ぎたと云うのに、何故だらう。
 泉田じゃないけど、「過眠症」だ…。
 電車の中でも爆睡。
 バスの中でも爆睡。
 家に帰ってくるなり布団に入りたく…ご飯食べるのも面倒…実はまだ食べてない…。学校帰りにロッテでバーガー食べたから、今日はいらないかな。
 

 本屋に寄るために、途中下車。
 別段、地元に本屋がないわけではなく、時間が時間だったので開いてないだろうなァと思って、途中下車。
 目当ての本をゲットした帰りのホーム。
 閑散とした寂しい駅(失礼
 人もまばらで数える程度…十人もいなかったな。
 その中にひとり、携帯電話を片手に大声で喋るおっさんの姿。どうやら少しアルコールが入っている模様。
 そしておもむろに煙草に火をつけ、吸いはじめる。

 オイオイおっさん「終日禁煙」って読めねェのかよ。

 煙草嫌いの夏目、眉間に皺。目が据わる。
 そしてでかい声で、これから飲みに行くからメンバー集めろだとか、誰々連れて行くからだとか喋りまくる迷惑オヤジ。
 相手方の電波が乱れたらしく、これまた傍迷惑なほど巨大な声で、

 「もしもーし? もしもーし? もしもーし!!」

 黙れ。
 そしてしばらくでかい声で会話をしていたと思ったら、いきなりおっさん、

 「んじゃ、そろそろ周囲の目が痛いから電話切るわ」

 痛いのはお前の存在だよ。
 とか心の中で突っ込んでみる。
 多分、おっさんを睨んでいたのは夏目しかいなかったはず。だって駅に人なんて…まばら。
 アルコールの入っていたおっさんは、酔いのせいか自意識過剰気味。誰も貴方を見ていませんよ。
 それとも煙草のニコチンによる幻覚症状(ないから)、彼には見えたのだろうか周囲からの視線が。恐ろしい現象だな、おい。
 しかし、「周囲の視線が痛い」と云えるくらいならはじめからやるなよ。今時の女子高生だってそこまで大胆な行動取らないぞ(少なくとも夏目の行動範囲内の輩は)
 おっさんとかって変に年取ってプライドとか役職とかあっちゃうから、性質悪いよねェ。自分が偉いと信じ込んじゃってんの。阿呆だ、阿呆。
 全く、大体、

 「俺? 今ハマ線降りたトコ」

 ハマ線なんてこの駅周辺ねェんだよ。何パチこいてんだ、テメェ。見栄か? それは見栄なのか? こんな閑散とした各駅停車の駅にいる自分を知られたくないのか?(いい加減失礼だ俺
 はァ、おっさんって嫌…
 
 でも夏目、親父趣味です。
 そんな親父は願い下げだけどね(ケッ


 
 あーねむーい。
 だーめだー。
 もーねるー。
 現在、午後十時前。
 良い子は寝る時間デースーヨー。
 夏目はイイコだから寝るー。


 ではでは。
 本日はコレにて失礼。
 ホント短くて…(あわあわ;



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