道化者の憂鬱...紫(ユカリ)

 

 

桜 - 2004年03月19日(金)

今日は地下鉄で事務所に向かった。

昼前に一緒にあの人とコーヒーを飲んだ
けれど事務所に着いてすぐに予約が入っていた。
あの人と一緒にいた時間を思い出そうと
しても、客の顔をみたら一つも思い出せ
なくなった。その客はまぁまぁいい客で
昼間からビールを大量に飲まされた。
帰る頃にはもう、コーヒーの記憶がなくなってしまっていて
私は哀しくなった。

事務所に戻って、こたつの中でごろごろしながら
昨日の事を思い出そうとすればする程、記憶は
曖昧になって本当に本当に哀しくなった頃、36才の
新規の客が来た。

オーナーに連れられてホテルに向かい、ご挨拶して。
そう言われて初めて客と目があった時に、期待ハズレな
表情を客がしたのを、私は見逃さなかった。
オーナーが部屋から出て行った後、ソイツはビールを飲み始めて
一度だけ体験入店した、おさわりパブみたいな事を
し始めた。とにかく裸と触らなくちゃ損だとばかりに
滅茶苦茶だった。
私はこういう客は苦手で、何かもっと精神的にゆとり
のある人じゃないと、酷く怯えてしまう性格なんだと
今日、初めてわかった。
怯えながらするプレイは妙に白けたモノで、私の乳を
触りっぱなしで、ビールを飲む客がバカに見えて来た。

適当な所で風呂に入れた。
風呂の中でも触りっぱなしで、うんざりした。
極めつけが、客の唾液を顔中に塗られた事だった。
気分は浴槽の下まで沈んだまま浮いて来る気配もなかった・・・・。

風呂から出て、全身ご奉仕とか言われ、身体中全部舐め
させられて、一回抜いたらスッキリしたようで客は
素面に戻っていた。
まだ1時間も時間が残っていた・・・・。
適当にこなす1時間は長かった。

私の気分は浴槽に沈んだまま、浮かび上がる事は無い。
早く帰ってクスリが飲みたかった。
でも、今日からクスリ抜きをしているので、それも我慢
しなくちゃならない・・・・。

今朝飲んだコーヒーの味はどこにも残っていなかった
けれど、帰り道のさくらを見て、あの森にその人を
連れて行ってあげたいなぁとぼんやり思った。






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