道化者の憂鬱...紫(ユカリ)

 

 

遠くて近い存在 - 2003年01月13日(月)

ヒロとデート。
元旦ぶりだ。
しかも、元旦は疲れた、もう帰るって言って
置き去りにして帰ってしまったので、かなり久しぶりな
感じがした。(苦笑)
別に遠距離でも何でも無いのだけれど、なーんか
会わないままで、こんなに日にちが経っていた。
しかも、ロクに電話もメールもして無かった。

でも、全然なんか普通。

お互い苦笑しながら、
「いわゆる付き合ってる二人っぽく無いよね。」って話した。

「好きだよ。とかお互い言わないしベタベタしないし、毎日、
電話する訳でも無いし。」

「でも、だからどうだっていうのも無いね。」

「お互い、都合良くとかも思って無いし。」

「オレ、別に離れてても電話しなくてもベタベタしなくても
何か繋がってるみたいなのあるから、別にそういうのはどうでもいい。」

彼は、焦らないし焦らせない。
絶対を欲しない。
私も絶対は欲さない。
絶対なんか無いからとお互いに解っているから。
だからと言って信用していない訳でも無い。
信用されていない訳でも無い。
信用されていると思うから、裏切らない様にしようと
お互いに思っているのだろう。
だからか、好きとか愛してるとか言いあったりもしない。

多分、私はそういうトコがとても好きなんだろうと思う。
連絡が無くても、「放っておかれてる」とはお互いに思っていない。
あぁ、また好きな事やってんなぁ程度だ。(笑)
だから、上手く付き合っていられるのだろうと思う。

近くにいて遠い存在っていうのは、とても辛い。
上手に感情が出せない、甘えたいのに甘えられない。
甘えて欲しいのに、甘えてくれない。
どうしたら良いのだろうと、思えば思う程、焦って上手くいかない。
勝手に自分の中だけで、結論出しちゃったりして、ますます遠くなって
認めて欲しくて、絶対好きって言って欲しくて、そんな事を話し合うよりも、
もっと違う発展性のある事話せば良いのに、もうそれしか考えられなくて、
という悪循環。そして終わってしまう・・・。(最悪)
気負うんだろうなぁ、私の性格的に。

別れて暫くしてから、話したりすると、お互い阿呆だったなぁ
って笑ったりもしています。

ヒロとの付き合いには、気負いとかそんなに無くて、しいて言えば
私が年上なんで、多少はしっかりしなくてはなぁと思う程度だ。
甘えたいなぁとも思うけれど、もう充分甘えてるだろう。

「甘えるって、お互いの許容範囲の程度の差でしょう?
自分の好きにすれば、良いんじゃないの。」


彼の腕の中は暖かかった。











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