| 道化者の憂鬱...紫（ユカリ） |
自分で選んで歩いてきた迷路 - 2002年12月03日(火)
火曜日が水曜日になり金は返ってこない。
よって、今日も何処にも出かけられない。
出かけようと思えば、出かけられるけれど、
外には誘惑が沢山あるので、行かないようにして
しまう。
財布の中身は見ていないけれど、多分２００円位
しか残っていないようだ。
そんな感じなので、アツコから頼まれている化粧品は、
もう少し待ってもらおう。
最近、実家からよく電話がかかってくる。
生死の確認らしい。（笑）
生きてますのでご安心を・・・。
仕事を辞めたと話したら、じゃぁ今月の大掃除手伝って
くれと言われた。
ついでに、ヒロの事も話したら、今の部屋出たら連れて
くればって事だった。
電話で話すのも面倒臭いし、今から来ればいいじゃない
どうせロクなモン食べてないんでしょう？
今日はおにぎり一個デス。
そんな事は言えるハズもない。
交通費が無くて行けませんとも言えない。
曖昧に笑って電話を切った。
カビだらけの風呂場。
同居人は掃除してくれない。
してくれないのでは無くて、しようとは思ってるんだろう
けれど実行されている所を、私は知らない。
こういうどうしようも無い日は掃除するに限る。
イラナイモノを片っ端から、捨ててしまおう。
引っ越す時にラクだし、ついでに年末だからな。
掃除しながら口ずさむBZの曲。
「逆境にくじけるなと今、自分に言い聞かせて〜」
ぴかぴかになったお風呂に入るのは、気持ちが良い。
今までずっとシャワーだったし、のんびり半身浴。
さて、何処に住んだら良いのだろうかと考えたりする。
ヒロは実家の側にしなよ。と言ってくれる。
そうしようかなぁ。
悩む所だ。
誰かの日記で読んだ事がある。
金が無くなって食えなくなったら死ねばいいや。
って書いてあった様な気がする。
こういう風には、私は思わない。
なんか、そんなに簡単に死ねばいいから。って思いたくない。
今は、金も無いしひもじいけれど、まぁそれもそれだ。
と思っている。でもさすがに明日には・・・。って言ってる
金が入って来なかったら、妹から借りるかなぁとは思ってる。
交通費も履歴書も買う金が無いってのは、やっぱりマズイから
なぁって感じ。
全てを後ろ向きに考えるのが得意だった。
でも、今は前向きな自分がいて、わりかし驚いている。
全部、全部、自分で選んでやってきた事だから、誰を責めて
も終わる事なんか無いだろう。
前彼が結婚式の写真を見せてくれた時があった。
女は勝ち誇った様な顔で白いドレスを着ていた。
そして前彼は、当たり前の様に私を抱いた。
結局、幸せを勝ち取った様な顔をしていても、アンタの旦那は
所詮こんなヤツじゃないかって思った。
そして、コイツと結婚しなくて良かったと思った。
なんで、そんな事をするんだろう。
そして何でしてしまったのだろう。
もう、随分前の話しだけれど・・・。
会社辞めて風俗に足踏み入れて、それに群がるヤツに金まいて
見栄をはって虚勢を張って自分が正しいと言い張っていた。
そんな事ばかりやってきて残ったモノなんか、何もなかった。
それでも、友達だけは残っていてくれて有り難かった。
私は間違った事ばかりしてきたけれど生きています。
お父さん
お母さん
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