道化者の憂鬱...紫(ユカリ)

 

 

一昨日 昨日 今日 - 2002年07月08日(月)

名古屋のモト彼と会ってきた。
本来、二泊くらいしてこようと思っていたが、
実家の用事があって、一泊で帰ってきた。

会った時には、元彼は既に酔っぱらいだったけれど
ソレナリに楽しかった。

そしてどういう訳か、私達はSMなんぞしてしまっていた。
私的には、SMとかセックスとかその時したくなったらするかも。
くらいにしか思ってなかったから、ちょっと驚いた。
久々に、ハードなSM。
別れてから、めっきりSMやってなかったから、半端の無い痛さとか、
彼女と別れてもいない訳だし、私と付き合ってる訳でも無いから、どこかで
不信感があったのか、少々怖かった。

声や指先が懐かしかった。
すこしづつ、思いだしていくのと、あまりのスパンキングの痛さに
泣いていた。
どうして泣いてしまったのかワカラナイけれど、
私は泣いていた。

泣くのは二回目になるのかな。

でも、泣くと正直になれるというか、正直になってるから泣く訳で
やっと言えた言葉もあった。

 行っちゃイヤ。


 側にいて。


 触って。


彼が彼女と別れて東京に来た。
朝まで一緒にいた。
付き合うコトになった。
嬉しかった。
次に会う約束をした。
名古屋に帰った。
彼女が、彼の部屋の前に来て泣いていた。
私は放っておきな。と言った。
彼は、そのまま部屋を出て行った。



そして翌朝、私達は別れていた。

私は泣かない女だったから
だったからその時も泣かなかった。


今回私は、誰の為に泣いた訳ではない
けれど、九ヶ月経った今、吐き出せて良かったと
思ってる。

きっと九ヶ月前に泣きながらそう言いたかったの
だろう・・・。
今、どうにもならない状態で言うのは、アルイミ卑怯なのかも
しれないけれど、泣いて言ってしまったモノはしょうがない。

翌朝、名残惜しそうにお互いしながら新幹線に乗った。

コレで良かったんだろう。
そう思いながら・・・。
複雑な気持ちを抱いて実家に帰った。

そして、今日二日経った月曜日の夕方に電話を貰った。

「彼女と今別れちゃった。」


私は、何も言えなかった。

きっと私達は、少しばっかり一人になって
考えなくちゃいけないんだろうと、思った。








-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home

エンピツ