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2002年06月05日(水) プロポーズ  ― 現実と思い出 裏腹に ―


彼から送られて来たビデオテープを見て 思い出された 
思わず 微笑がこぼれた 小さな小さな 思い出。



それは 思いもかけなかった 
初めての地:フィラデルフィアでの プロポーズ




あの日 私は 初めて あなたと出会ったのよね。

他の人に混じって ドアを開け ビルに入ってきた あなた。


私を見つけ  近づき  じーっと 私の顔を見据えてた。

その時の顔を 私は忘れない。


いきなり 開口一番 「Are you married?(結婚してる?)」 と
何の屈託もなく 聞いてきた あなた。


ただ ただ 驚いて 「No, I am not.(いいえ。してないわ)」 と
答えた私。



それでも 何度も何度も  そう聞いてきた。
きっと 他に何から聞けばよいのか 分からなかったのね。

彼(PB)のいる前での
一生懸命な あなたの アプローチは  とっても素敵だった。
(もしかしたら 彼が私の恋人だとは わからなかっただけかしら?)


その後 すぐにあなたは行かなくてはならなくて 話をするチャンスがなかったけれど。

もし二人きりで話すことが出来たのなら  私はこう言うつもりだった。








「『結婚しよう』なんて言っておきながら すぐにその場を去るなんて



ルール違反よ。






あと15年後にもう一度ここで会いましょう。楽しみにしてるわ。」







プロポーズをしてくれた彼は 幼稚園の子供だったから(^^)



彼(PB)も 私の隣で笑って その光景を見ていた。



たった10数分の やりとり。  初めての地:フィラデルフィアでの  小さな小さな思い出。


もう二度と経験することのないだろう  彼(PB)の前での 他の人から受けるプロポーズ。



今日の一言: 

思い出と 裏腹にある 現実の  苛立ちどこへ  やればよいのか


彼と空港でさよならしてから 70日
次に彼に会う日  未定(・_・、)
彼との時差 13時間


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