MLを購読しているといろんな情報が入ってくる。
時にはたまげたり呆れたり憤慨したりするような情報もある。
今回もその一つだ。
高槻。・・・懐かしい場所。大阪府の北西部にある割と進歩的な街。
そんな街でもこんな事件は起こる。
学校の隠蔽体質は昔からどこでも酷い。そう、私の出身校もそうだった。
だからこそこの事件も他人事には思えないし憤りを覚える。


　『大阪府高槻第一中学校における外国人差別・セクハラ事件』

詳細はこちら
http://www.mukuge.net/da1tyuu%20sabetujiken%20youbousyo.htm

----------　　ここから転送・転載歓迎　　　　　----------------
みなさん、こんにちは。
高槻市教育委員会と高槻市第一中学校等に抗議要請のお願いです。以下に事件の概要が述べられております。学校や教育委員会は隠蔽工作に走り事件をうやむやにしています。
各方面に転送・転載をお願いします。
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『大阪府高槻(たかつき)第一中学校における外国人差別・セクハラ事件』とは？

去る2004年5月1日、大阪府高槻第一中学校の教室で行なわれている、
同市教育委員会主宰の「多文化子ども会」に参加していたフィリピン人の女生徒3名に対して、
同校野球部員の男子生徒4名が、
フィリピン人であることを理由に彼女らを侮辱し、
性的な嫌がらせ行為を行いました。

それを知った野球部顧問の教諭は、
当該生徒を簡単に口頭で注意しただけで、
被害者女生徒たちの心情などは無視し、
無理矢理に事態を収拾しようとしました。

その後、この事件を知った市民団体などが、
第一中学校に対して、この事件の詳細を明確にし、調査を行うよう、
要望書を作成し申し入れましたが、8月27日現在、
いまだに学校側からは、一切、何の回答もありません。

さらに市民団体が、この事件について直接に学校側に問い合わせたところ、
学校長は、教育委員会以外に報告する義務は一切ないと述べ、全く回答を拒否しました。

しかし、この件については、校長の義務云々の問題ではなく、
市民から、学校教育についての問い合わせを当該学校に示された場合、
責任をもって対応し、適切に回答することこそ、
学校長の義務であり、
民主主義国家における教育者の責務なのではないでしょうか?

市民団体が、高槻市内の在日外国人児童・生徒に対して、
2003年10月に聞きとり調査を行った結果、過去5年間で、
20件以上もの人権侵害・差別事象が発生していることが明らかとなりました。
そのうちの12件については、被害者の子ども達は
「先生に救済を訴えた」と答えています。

しかし、同市教育委員会に学校現場から報告があったのは、過去5年間でわずか3件となっています。

ここに、学校側における、差別・人権侵害・セクハラ等の事件
の隠蔽体質が、明らかとなったのであり、この体質が、
さらにこのような事件の発生を、助長していると考えられます。

高槻市では、差別事象等が発生した場合には、
高槻市外国人教育研究協議会・学校現場・教育委員会の三者等が
連携して差別事象等を解決するという、
高度なシステムを構築してきましたが、
この市民団体等の調査により、学校内での人権意識の低さ、
教職員ならびに生徒に対する人権教育のお粗末さ、
その取り組みの脆弱さが、白日のもとにさらされたわけです。

8月12日以降、この情報の事実関係を、アムネスティの会員さんが、
個人的に高槻市教育委員会ならびに、高槻市立第一中学校に文書で問い合わせ、文書による回答を求めました。
しかしその結果も、やはり高槻市立第一中学校は完全に無視
(黙殺)し、高槻市教育委員会も文書による回答を完全に拒否しました。

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その後、新たにわかった事実】

その後、新たにわかった事として、野球部顧問の教諭は、
被害者の女生徒たち、その御両親たち、そして被害者支援団体などとは、
一切何の話し合いもせずに、一方的に加害者男子生徒たちに暴力を用いて、女生徒たちに謝罪させようとし、
そうする事によってこの事件を収めてしまおうとしていました。

これは、相手の考え、心情を全く無視して、暴力を用いて事態を収拾しようとする、
人間としてあるまじき行為であり、このような行為が、
高槻市の教育現場で平然と行われていることは、
非常に大きな問題であると思います。

この新たなる事実についても、被害者支援団体(おもに高槻市
在住の市民による団体)などが市教育委員会などに問うた結果
、市教委は、「この野球部顧問の教諭に悪気はない。教諭の熱
意がそうさせた結果、暴力的になってしまっただけ」
などと回答し、全く謝罪・反省の態度がありません。
また、加害者男子生徒たちが被害者女子生徒たちに対して、
彼女らがフィリピン人であることを笑った件についても、
市教委はあとになってから、
「彼女らがフィリピン人であることを笑ったので
はなく、彼女らの日本語の発音がおかしいから笑ったのであって、
加害者男子生徒たちには、何の悪気もなかった」
などと回答しています。
しかし「加害者男子生徒たちには、何の悪気もなかった」のなら、どうして野球部顧問は暴力を用いて、謝罪させようとしたのか?大きな疑問が残ります。

もうひとつ、新たにわかった事として、市教委側は、被害者支
援団体のメンバーがこの件について市役所を訪れた際に、
全く話し合いを拒否し、「帰れ!」などと怒鳴りつけたということです。
このような市役所の対応が許されていいのでしょうか?

【アクションのお願い】
この問題にご関心がおありのかたは、ひきつづき、高槻市長、
高槻市教委および高槻一中に対する問い合わせのメールや、内
閣、外務省、文部科学省、フィリピン領事館などに、事件の事
実関係と再発防止のための体制を整えるよう、以下の文例のよ
うなメッセージを送付してください(もちろん文章は、ごじぶ
んで考えられたものでもかまいません)。

※高槻市会議員、大阪府会議員そして国会議員にどにも、お知
り合いがおられましたら、そのような議員にも、メッセージを
送付してください。
また、このメールをたくさんの人に転送してください。
ご協力をお願い申し上げます。

- - - ここから文例 - - - - - - - - - - - - - - - - - -

去る2004年5月1日、大阪府高槻第一中学校の教室で行なわれて
いる、同市教育委員会主宰の「多文化子ども会」に参加してい
たフィリピン人の女生徒3名に対して、同校野球部員の男子生
徒4名が、フィリピン人であることを理由に彼女らを侮辱し、
性的な嫌がらせ行為(発言)を行いました。

それを知った野球部顧問の教諭は、当初は加害者男子生徒たち
を口頭で注意しただけで、被害者女生徒たちの心情などは無視
し、無理矢理に事態を収拾しようとしたようです。

しかし、その後、新たに判明した事実として、この野球部顧問
の教諭は、被害者の女生徒たちや、その御両親たち、そして被
害者支援団体とは、一切何の話し合いもせずに、一方的に加害
者男子生徒たちに暴力を用いて、女生徒たちに謝罪させようと
し、それで事件を収めてしまおうとしていました。

この被害者女生徒たちを支援している市民団体などは、高槻市
教育委員会や第一中学校に対して、この事件の詳細を明確にし
、調査を行うよう、要望書を作成し申し入れましたが、学校側
からは一切、何の回答もありません。

また、この情報の事実関係を、国連の諮問機関である国際アム
ネスティの会員が、個人的に高槻市教育委員会ならびに、高槻
市立第一中学校に文書で問い合わせ、文書による回答を求めて
いましたが、第一中学校は完全に無視(黙殺)し、高槻市教育委
員会も文書による回答を完全に拒否しました。

さらに市教委側は、被害者支援団体のメンバーがこの件につい
て市役所を訪れた際に、話し合いを拒否し、「帰れ!」などと
怒鳴りつけたということです。

ここに、高槻市および学校側における、差別・人権侵害・セク
ハラ等の事件の隠蔽体質が、明らかとなったのであり、この体
質が、さらにこのような事件の発生を、助長していると考えら
れます。

高槻市では、学校内での外国人差別の意識の低さ、教職員なら
びに生徒に対する教育のお粗末さ、その取り組みの弱さ、そし
て暴力的な体質が、白日のもとにさらされたわけです。

そこで、この事件の事実確認をし、その事実を広く公表し、再
発防止に寄与していただきますよう、何卒よろしくお願い申し
上げます。

- - - ここまで文例 - - - - - - - - - - - - - - - - - -

【アピールアドレス集】
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高槻市長(市長秘書課)
hisyo@city.takatsuki.osaka.jp

高槻市教育委員会 学校教育 指導課
ksidou@city.takatsuki.osaka.jp

高槻第一中学校
icchu@takatsuki-osk.ed.jp

首相官邸(ホームページ)
※「ご意見募集」から投稿できます。
http://www.kantei.go.jp/

文部科学省
voice@mext.go.jp

外務省(ホームページ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/

フィリピン共和国総領事館(住所)
※郵便で意見を送付できます。
〒540‐6124 大阪市中央区城見2-1-61 Twin21
MIDタワー24階
Tel: 06‐6910‐7881
総領事:アントニオ・ヴィリヤマイヨール 氏
Mr. Antonio P. VILLAMAYOR
なにとぞ、ご協力をお願い申し上げます。

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