★えみんこ秘密日記★
++えみんこ

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2003年05月29日(木)  [えみんこのえみんこによるえみんこのためのにっき]

あー。。。。

今日はオトコに会って来ました。
オトコってのはあいもかわらず、えみんこを絶対恋人にしないオトコのことで、もう3年近くの間たまーにデートしたり体重ねたりしていたわけなのですが、この春学生を卒業して(ってえみんこと同い年だけど)日本国内の最果て(って最果てってほどでもないが)で講師なんかしちゃってるオトコのことなんです。

いくらえみんこのインナーワールドオンリーの日記なんだけど、たまにはおさらいしてみました。

んで、最果てに赴くにあたって、2月末あたりから
「えみんことは清いお友達になりたい」
とぬかしていて、いつまでもうだうだいちゃいちゃしていたいえみんこと意見の対立をしているのだな。

ふー。。。

今日も平行線のままだが、前回よりも喋ってるお互いに。

オトコも今日はグラついたりしているのが見えたけど、結局お泊り処には行かなかったし(このままじゃ退行してしまう。と言って)。

このまま不健全な関係で行くと破綻は目に見えてる。とはオトコもいいました。
破綻を防いで仲良くするには、清い友達しかないんだってさ。
えみんこも過去の経験上、それがもっとも理想的になのではないかと思うんだけどさ。
理屈が正しくっても、えみんこを納得させることはできないよね。


えみんことは、体の関係がなくても楽しくすごせる。

なんて、ステキに詭弁ですね。キレイにまとまってますね。


結局はオトコがメールしたい時や、オトコがえみんこに会いたいとき。
(そして、オトコがえみんこを抱きたいとき)
その不公平さはしょうがないのだそうです
(オトコも過去に不公平を感じる立場にいたことがあるそうな。そんなことあったんだ)。

オトコがえみんこと会うのは「楽しいというメリット」があるから会うのだそうで、ということは毎回この話をするのであれば楽しいわけもなく、オトコもえみんこには会いたくない、と思うようになるのだそうです。

って、脅しかよ。

要するにえみんこがオトコに会うためには
えみんこからはメールも電話も入れず、
オトコが会いたくなった時に会い、
会ってもあたりさわりない日常会話だけ笑顔でしろ。ってこと?!

冗談じゃない。

えみんこも短気を起こして「もう会わない」と言わないように、言わないように気をつけていたけど

私にも会いたくなかったら、拒否する権利がある。ということを伝えてしまいました。

ああ、もう二度と会わないという選択権を、私も持っているのです。

オトコは、また次もあるからこの議題は次に持ち越しにしよう。などと言うけど、次回なんて永遠にこないかも知れないよね。これで会うことも最後でないと誰が言い切れるでしょう。と言ったら、可能性について語りだしたら終わりがないと言われてしまいました。
でもね、1月にデートしたときにはこんな風に締めくくられるとは、えみんこは思っていなかったけど、すでにオトコの中ではそう思ってえみんこに会っていたかも知れないよね。
オトコの中では「これで最後にしよう」と思ってえみんことデートしていたかも知れないよね。勝手に。
勝手に思うことは自由だから、今日この時に「じゃ、今度」とか言って別れても心の中ではもう二度と会わない。と決めていてもおかしくないよね。

え?俺が?

いや、えみんこが。

えみんこが心の中で「これでラスト」だと思っていてもなんらおかしくない。という可能性について考えてみてください。

それはそれで、別にオトコは痛くも痒くもないだろうさ。
友達候補が減っただけだからな。

えみんこなんて、口でそう言うだけでオトコに誘われたらまた会いに行っちまうだろうしさ。
結局弱いのはどうしようもないのね。

こうして、えみんこは搾取されるわけです。

それすらもしょうがない?


自由を得るためには、壊すしかない?




あなたがメールしたい時や、会いたいときにしか私はあなたに会えない?


そう。


。。。深夜の雑踏の中、ちからづよい答えと長い沈黙。




もっと、メール返すようにするから。




これで最後かも知れないから、えみんこは。

別れ際の挨拶をサヨナラにしました。












そんなこんなで、えみんこのえみんこによるえみんこのためのにっきをぐしぐしと泣きを入れながら書いていたりするわけです。

涙が出るってのは、自分がかわいそうだから泣くのかな。
胸よりも胃が痛いんですけど。



さっそく、オトコからあたりさわりのないメールが来てました。

オトコもがんばってくれているのです。
えみんこが今日は「私ばかりが我慢とかしててズルイ(超訳)」とか言ってしまっていたわけですが
オトコもこちらでの学会や研究連絡や法事など諸々の用事の中から、えみんこに会う時間を捻出してくれていたわけなのです。
この件についてはちゃんとお礼を言わないとなあ(と思ってしまうあたりすでにイイナリえみんこ)。


そんな風に気を使ってくれてしまうので、えみんこはオトコのこと嫌いになれないのかな。
捨ててしまうことができない。



えみんこがこうしてオトコに片想いしているように

友情にも片想いってあるんだけどね。







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