風にふわりと 〜こころのすきま〜
他人のAほど、自分のAは怖くない。 他人のAを想像することほど、 自分のAを想像することは怖くない。 どうして他人のAは、こんなにも、 わたしの胸をざわつかせるのだろう。 どうして他人のAは、こんなにも、 わたしの心に涙させるのだろう。 他人のAには、直面したくない。 だから、自分のAが先にあれば良いと、 そう願ってしまうのだろうか。 他人のAに、直面したとき、わたしは、 身体の一部が無理矢理むしり取られるような、 そのような気分になる。 自分のAに、直面したとき、わたしは、 どのような気分になるのだろうか。 想像しても、怖くはない。 他人のAが、今、とても怖い。 A、イコール死。 消えてなくならないで。 わたしのそばにいて。 2003年07月26日(土)
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