ちょっとしたメモとか。

目次へ戻る前日次の日


2013年02月27日(水) 挑戦していく。

自分の気持ち一つで
人生のどの場所からでも何かを変えられる

とは

簡単には思えない。
漠然と思えてはいても
いつか変わるかもしれないとか
その変化まで自分が出来る事をするだけだとか
たとえ現状のままで満足していなくても
ただ日常は過ぎていきます。

20代の頃はただがむしゃらで
その仕事を出来る事がただただ幸せだった。
周りの反対にあって支えを失っても
叶えたい事に向かっていく自分を信じていたし
まだ見えない先を想像するだけで力が沸いた
絶対に、絶対に一つずつ手にするんだって。

年を重ねていくと自分の中に変化を感じました。
同時に回りの理解も得られるようになっていた。
何と言われても諦めずに続けた結果
認めざるを得ないと思われたのかもしれません。

やりたい事をやってきたけれど
本当にしたかった事にちゃんと挑戦してきたのか
頭で解っていても勝手に諦めて
やろうとしなかった事はあったんじゃないか
手を伸ばしてもいいんじゃないか
本当に今のままでいいのか
心の持ち様を変えるべきなのではないのか

ここ数週間、ずっとそんな事を考えていました。



ただ音楽が好き。
だから大好きな音楽でごはん食べたいってのが私の夢です。
自分の生み出すもので誰かの心を動かしたい。
今もそれは変わっていません。
でももっと、もっと自分を上げたい。




私は音大に入ればピアニストになれると思っていた
普通の音楽教室に通うただ音楽が好きな田舎者でした。
小学校6年の時にもう音大に行くと決めていました。
楽典、声楽、ピアノとレッスンに行きながら
高校では合唱やってバンドやって音楽漬けの生活でした。
全国高校生の主張の音楽部門で
オリジナル曲を作ってバンドで出場した時
近畿代表に選ばれた事も私に自信を持たせました。
結局は全国大会の日が音大受験の日と重なって断念したけど
これも、作曲に執着するいいきっかけでした。
全ては必然だったのかもしれません。

大学に入って、声優に興味のあった私は
ただただその真似事がやってみたくて
アフレコが出来るという理由だけでアニメ研究会に入りました。
周りは絵描きさんばっかりで既に雑誌投稿の常連さんもいたり
クラブBOXに行くと皆が必死で絵を描いてました。

そのクラブの先輩の紹介でMMLの打ち込みをしてくれる人に
作曲して譜面を渡すだけのアルバイトを貰ったのが
私の初めての仕事でした。
周りに音楽をしている人が私しか居なくて
好奇心旺盛だった私に声がかかっただけでした。

PC88が主流の時代。
大学に入って初めてファミコンを知って
パソコンでゲームを作っている人達に出会って
一番影響される時期に色んな物を知りました。
思えばこの頃に今の私の全てが詰まっていました。

そう思うからこそ
この時出来なかった事や
この頃ああすればよかったと思う事を後悔するだけで
今から何かを変えられるという気持ちに中々なれなかった









がんばる。
挑戦していく。
やりたい事を諦めない。

支えてくれる人の為にも
励ましてくださった人の為にも
自分の為にも

諦めない。









水月陵