ちょっとしたメモとか。
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最近の子は 四文字熟語や諺(ことわざ)をあんまり知りません。 それに道徳の時間が無くなった所為で 誰かの為に出来る事や、見返りを求めない暖かさについて あまり学んでいません。
何かしたらお金が貰える? それを手伝えば何か買って貰える? そういうのは基本的には賛成派ではありません。 お金の為に家の掃除したりとかそんなのおかしいと思うからです。 母もそういう教育は私にしませんでした。
けど最近思う事はあります。 目的があって、それを実現する為に本当に真剣に何か叶える為なら そういうやり方もありかもと。
ずっと前にTVでやってた実話番組で 水の出ない他所の国のとある村の人達のために 井戸を掘る機械を買ってあげたいと思った少年が 毎日家の手伝いをしてお金を貯め 本当に実現させたというお話を見ました。
最初、その少年の両親は 少年が冗談を言ってるんだろうと思っていました。 もし本気でも、子供のお手伝いごときで そこまで貯める事が出来る訳ないだろう、 もしくはそこまで続かないだろうし、その場だけの気持ちだろうと思って 目標額を聞いてくる少年に、実際に買える額よりも 随分低めだが貯めるには難しい価格を提示しました。 すると、家以外に隣の家の手伝いまでして あっという間に貯めてしまい「買えるよね」と聞いてくる少年。 困った両親は、実際にはこの額よりもっとこれくらいいるんだと説明。 その額はとうてい子供の小さな貯金で達成出来る額ではなく。
このまま家の手伝いだけでは 貯める事が出来ないと思った少年は 新聞に小さな広告を載せるというアイデアで 多数の人へ、募金をよびかけたのでした。 募金活動によって少しずつ少しずつ目標に近づき ついにその村に井戸を掘る機械を寄付して水を引き その村に豊かさをもたらしました。
この話を見た時 子供にも凄い力が秘められてるんだなーって ホントに実感しました。 その子が特別だった訳じゃないと思います。 今の子たちだってきっとそんな力を持っている。 諦めてるのは大人です。
さっきの少年の話も きっと両親に理解がなかったら実現しなかったと思います。 自分の子がそこまでやろうとしているのだからと ユニセフの方へ相談したりして 親として出来る協力をしていました。 そこでもし、そんなの無理だろうともし両親が諦めていたら この話は無かったと思います。
子供は親の鏡とよく言うけど その鏡の意味には二つあると思うのです。 親のように立派になろうとそのままを映す鏡と 親のようには絶対ならないぞと反面を映す鏡。 生き方は押し付けて教えるのではなく 生き様を見せるものではないでしょうか。 それを見て、どんな大人になるのかは 子供たちが決めて行く事。
押し付けは躾とは違う。 誰かに言われたとおり生きるなんて 絶対に出来ないのだから。
水月陵
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