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講師業と作曲業をあわせると
休日なんてないようなものだけども
とりあえずいつもは土曜日はお休みの日。
日曜もお休みだけど
発表会とかコンクールだとか
楽器店関連の行事が入る事が多いので
あってないようなお休み。
月曜日もお休みだけど
作曲仕事の打ち合わせなんかが入ったりして
お出かけになる事もしばしば。

ちなみに今日は
7月の22･23にあるピアノコンクールに出る生徒を
普段のレッスンとは別に補講する為に出かけた。
13時頃から20時くらいまで。
生徒も頑張ってくれたので心地よい疲労感。
まだまだだけど、成長がいつも楽しみ。
普段は滅多に来られないお父さんが
お迎え兼ねて来て下さってなんだか嬉しかったり。
御飯とかお菓子とか頂いてまたまた嬉しかったり。
休憩させてるときにデジカメで生徒をパシャリ。
我生徒ながら…かわいい(親バカ風味)。
私の持ってる生徒たちは、たまたま知り合いだったり
生徒同士が友達になったケースが多くみんな仲がいい。
今日のレッスンでも、入れ替わりに出逢って
キャーキャーはしゃいでた(笑)。なんか微笑ましい。
発表会やコンクールも競い合ったりして
お互いいいライバルっぽい感じになってるようで。
自分がレッスン受けてた子供の頃…
前後の人の事なんか顔しかしらなかったなぁ。
時代が変わったのかなぁってちょっと思った(笑)。

コンクールとは関係なく
昨日の通常レッスンにこれなかった子を
今日変わりに見てあげたんだけど練習してこなかった。
当然怒る。
泣く。
そんなのの繰り返し。
毎度のことながら怒る方も疲れる(笑)。
用事や急な体調崩しなんかで仕方なく出来ない時はいい。
最近の子は忙しいから、時間がないっていうのも解る。
だけどもそれはその子だけじゃないよね。
全国の同い年の子み〜んな、同じようにテストあったり
他に習い事してたり勉強大変だったりする。
だからそれを理由にしたら怒る。
本人もわかってるので、悔しくて泣くみたい。
全員に同じ怒り方しないけど
負けず嫌いな子にははっきり言うことにしてる。
折角の時間を上手く使ってほしいし
ただただ流して弾いてるだけでは上手くならないし。
生徒たちは一週間後から夏休み。
根比べが始まる感じ(笑)。

―――生徒へ心から思う事。

弾く練習は当たり前だけど
なんの影響も受けないでただ弾くなんて成長するわけがない。
ある程度の年齢やレベルまではそれで何とかなるけど
その後急に行き詰まったりして辞めて行くケースもある。
憧れや目標があって初めてやる気になるのに
演奏会へ見に行ったりコンクールへ挑戦したり
そういう機会が今の子たちには少ないように思う。
別に音楽に限らないで、映画を映画館へ見に行ったり
音楽のコンサートへ行ったり聴いたり、絵を見たり描いたりして
色んな感性に触れる事が凄く大事だって思う。

私が今作る曲にある雰囲気やコードは
小学生で見に行った映画のＥＤ曲に影響を受けたもの。
家に帰ってからピアノでメロディと伴奏の音を探して
英語の歌をめちゃくちゃに歌いながら毎日弾いてた。
それがなかったら、今私は作曲してないかもしれない。
その映画を見に行かなかったら曲も聴かなかった訳だし
もしＴＶで見たものだったら、
そこまで感動したかどうか解らないし。

どこに何が転がっているか解らない。
きっとどっかにきっかけはあって
でもそれが何かなんて誰にも分からない。
だから色々経験してほしい。

自分の得意を見つけるのは
死ぬ程難しい事じゃないと思う。
それをずっと続ける事が
簡単そうで1番難しいんじゃないかなって思う。

もし得意がなくても
｢好き｣なモノやコトを思い浮かべて見て。





なりたい自分に、なれるといいね☆

水月陵