ちょっとしたメモとか。
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自分の昔の作品を久しぶりに聴いてみようと 出かける前にMDとCDをセットして 帰りの電車でじっくり聴いてみた。 劇団に居た頃に作ってた曲や サークルで出してた作品を編集したやつや。 聴いてると、よくまぁこんなの作ったなぁって 自分で作っといて思うものから、 これで満足してたんだなぁって反省するものまであって。
帰ってきてからふと思いついて 今まで書いてきた音楽ノートを出して広げてみた。 ほんっとに昔、まだ楽譜がきちっと書けない頃のも。 中学生とかの頃、冬に窓から外を眺めて しんしんと降る雪をみながら「雪」っていう曲作ってた(笑)。 めっちゃベタな感じだけど、やっぱ原点なのかなぁ。 オレンジ色のランプだけつけた部屋でぽつんとピアノに座って 静かな中に身を置いてると、メロディーがふわっと出てきて それが哀しかったり淋しかったりして 目を閉じながら思いつくままに書き留めもせず弾いてた。 あそこが自分の原点な気がする。 少し大人になって、自分の一部を残していこうって ノートにたくさん取るようになって 其の頃の楽譜を見ると、その時の気持ちも思い出した。 授業中にぼけーっとしながら窓の外眺めて ふと思いついた詞も、そのノートにあった。 音大受験するのに必死で真面目に書いたノートもあったし バンドでやる為に考えて書きかけの歌詞とか 耳コピーした男闘呼組の「秋」の楽譜も出て来た(古)。 イラスト好きだったから合間にちょこちょこ絵もあった(笑)。 色々思い出してちょっと浸ってしまった数時間でした。 高校の時に書いたらしー詞をちょこっと公開してみよかな。 キミっていうのはどうやら自分へって言う意味らしー(笑)。 1番しかないけど読んでやってくらさいでつ。
□10年後のキミへ□
机の上の落書きも 窓から見える風景も 退屈になるチョークの音も きっといつか思い出になる
仲の良かった友達と離れて みんなそれぞれの道を歩いてく 希望捨てないで 見失わないで いつか輝く自分を夢見て
たった一つだけ 小さな想いの欠片抱き締めて どんな時も 諦めないこと 忘れずにいよう
水月陵
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