ダンディズムスケジュール
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2002年11月10日(日) 兄貴来る

 今日、兄貴が彼女のカズちゃんと渋谷に遊びに来ると言うので合流して飲むことにした。待ち合わせは新宿京王プラザホテル・・・・・
 しかしなんだな・・・東京にきて十年以上経つって言うのに死角てゆーの近寄らなかったってゆーの、部屋から見える都庁のデカさ・・・巨大ロボットのような機械じみた感じでした。

 京王プラザと言えば忘れられない経験をした覚えがある・・・・最近、厄年でもないのに不幸続きな僕ですけど、その時も人間として貴重な体験をさせてもらった。

 当時、私はニ十一歳・・今から五年前の出来事であった?・・・旅行代理店で働いていた私は、以前知り合いの飲み屋のママさんからの紹介である建設会社の社長さんを紹介して貰ったのだ。

 その社長さんそのママとも付き合っており時々御飯などご馳走してもらったりしていた・・・そんなこんなで社長からホテルや航空券の予約など頼まれよく京王プラザのロビーで待ち合わせをしてチケットを渡したものだ・・・

 ところが支払いの段階になったとたん雲隠れしてしまった・・・すでにその時は金額にして五十万円は超えていたのだ・・・焦った僕はママに電話を
かけ店まででかけた・・・

 ママも騙されていた・・・そうです・・詐欺にあったのです・・・途方にくれた僕は社長が話していた現場とか共同事業している他の建設会社などに連絡を入れてみるが・・・いずれも関係ないことが判明しました。

 結局、お金はママが出してくれましたがホント見事に騙された事件でした。それゆえに忘れられない京王プラザ・・・

 とは言ってもこの話は今まで誰にも話してないので兄貴も知らないことだし、あえて話す事でもないしね・・・

 渋谷に移動、カズちゃんはゴダールのナイトシアターに出かけ俺と兄貴は飲みに入る、兄貴が可知さんと逢いたがってるので可知さんに電話したらOKだったので合流する、間宮さんにも渋谷の飲み屋など聞いたりしてたので誘ったら来れるという事で合流・・・豪勢な飲み会となった。

 結構飲んだのか電車はなく、兄貴とカズちゃんはタクシーで帰る。ごちそうさまでした・・・残された僕達はボーッとしばらく歩いて結局練馬にタクシーで帰り、起きていたヒロアキと再び宴会をしてくたばって眠りに落ちていった・・・

 兄貴よ!ごちそうさま・・たまには奢りたいけど・・今僕は、不幸の荒波に揉まれて・・・当分立ち直れそうに・・・ない・・・

 又遊びにきた時は呼んでくれ!そして・・・奢ってくれ・・・
よーするに楽しければいいのよ!そのかわり甥のハルカが東京に来たら俺が酒を教えてやるから心配いらん。まかせろ!


セシオ |MAILHomePage

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