Spilt Pieces
2003年02月28日(金)  共
空の色を見て思わず声を上げた。
梅と桃の花に、夕日が当てたスポットライト。
そんな色。
隣に友人がいることなどすっかり忘れていた。
はっと気づいて視線を変えると、友人が見ていた先は同じ空。
それが嬉しくて、思わず飛び跳ね、そして照れた。


誰かと、何かを共有できること。
それはきっと些細なこと。
でも、こんな小さな積み重ねで私は笑っていられる。
暖かい時間。


だけど同じ空の下、どこかで誰かの瞳に映ったあの色は、悲しみを表現していたはずで。
子どもじみているかもしれないし、感情論で話すなと言われてしまうかもしれない。
それでも、色を変えてまで守りたいものが、今動き出そうとしている力のどこにあるというのだろう。


美しいとばかりは思えない雲と空の関係。
何となく、光の傍に佇む闇を見ているようでもある。
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