Spilt Pieces
2003年02月15日(土)  裸の言葉
Coccoという歌手がいて、私は彼女の歌がとても好きだ。
初めて聞いたとき、歌詞がこれほどまでに響く人はなかなかいないと思った。
何かに夢中になることのなかった私が、たとえ誰かに悪口を言われても好きだと言い張れたのは、彼女が初めてだった。


歌詞に問題を感じる人もいるらしい。
だけど私は、あの歌詞から響いてくる感情に何よりも感銘を受けた。
どうしてあんなに素直に言葉を綴れるのだろう。
彼女の言葉に、嘘とか偽りは感じられなかった。
それこそ、綺麗事の一つさえも脱ぎ捨てているかのような。


崇拝しているわけじゃない。
彼女が全てなわけでもない。
あの誠実さと、真っ直ぐさに惹かれただけ。


拝啓、真喜志智子様。
沖縄の空は今、晴れていますか。
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