susquatch@渋谷CYCLONE
2009年11月07日(土)
家でひと仕事を終え、まどろんでいたらいつのまにか寝ていた。気づくと6時半。やばい、サイクロンまではどう少なくみつもっても1時間はかかるわけで。やっちまったーと思いつつも急いで支度して電車にのり渋谷へと。

しかし、サイクロンにつくと盛大に押していたらしくまだ始まっていなかった。結局20:00に近くなったところで開演。



数えてみたら、susquatchのライブは17回目らしい。
意外と少ないような気もしないでもない。
とりあえず、自分にとってのsusquatchが終わる日であることは間違いがなく。


押し押しで始まったライブはここ最近のsusquatchのライブでは出色の出来で。
ベースのバランスも良い感じに抑えられつつ丸い音。押切さんのギターの音も人が多いせいか高域のいやなところが弱めで(下手にいたのもあると思うけど)アンサンブルも結構聞こえてる。何より、ドラムが安定していたのが一番良い印象を与えた要因なのかなあ。

稲葉さんも今日は前を向いてギターを弾くシーンが多い。

summer solstice、ceto、harvest。やっぱwater plantの曲が好き。
とは言え、ghostやmatsuriなんかも同時期にやっていたし思い出深くはあるのだけど。

途中のMCで稲葉さんが新しいギターの人にプレイを教え込んでいるような事を言っていた。
ということは既存曲は今後もやる、ということなんだろうか。

本編は3chordsで終わり。

polkaやらないから多分ラストなんだろうなー、と思っていたらやっぱりラスト。しかもダブルアンコール、という。
ダブルアンコールが起きるかどうかなんてわからないけど、稲葉さんとのラストにはこの曲をやりたかったから。ダブルアンコールありがとう、とは押切さんの弁。

押切さんのインタールードからイントロへ。
稲葉さんがアンプのスイッチをスタンバイにしていて最初音が出ないなんてところもsusquatchらしい。笑

2本のギターが複雑かつ繊細に絡み合う。
まるで今日で別れてしまうカップルみたいに、泣き笑い合うように向き合いながらギターを弾く2人。
言葉ではなく、まさにギターで語りあっていた。


なんか、湿っぽさは全然なく、本当に今後へ向けて前を向いたライブだったな、と思う。
その中にメンバーそれぞれの思いも感じられたし、誠実に音楽をやっていたなあ、と。

すばらしいライブでした。