susquatch@下北沢SHELTER
2007年06月29日(金)
行って参りました「Water Planet」レコ発ファイナル。
そのCD自体を購入していないのにツアーには二つ参加すると言う・・わけの分からない感じでございます。

例によって昼過ぎに起き出してボーっとした挙句に、シャワー浴びて着替えて外に出ようとしたら大雨。
仕方なく雨具を装備して外へ出ると小雨になっておりラッキーな感じ。

手元に3500円しかないのにチケ代2000円のライブに行くという暴挙。そりゃCDも買えません。

そんなこんなでSHELTERに到着し、チケ+ドリンク代2500円を支払って内部へと。
中々の人の入り。

だが入り口付近が混むというライブハウスの法則はどうにかならないものか・・・


そんなこんなで2列目付近。
なーんかゲロくせーなあ、と思いつつライブは始まった。

本日は3マン。出順で以下。
aie
nhhmbase
susquatch


aieはpostrock emoといった感じの柏のバンドらしい。
上手からキーボ+ストラト、パーカス+ストラト(リバースボディ)、フロアタム+デューセンバーグのソリッドのやつ(ギターね)、Musicmanのベース(スティングレイかどうかはわからんかった)、で後ろにドラム、という感じ。

楽曲は悪くないんだけどライブパフォーマンスが個人的にあんまり、って感じ。
足に鈴つけてたりやってる事はおもしろいんだけどね。
なんか「この曲のこの部分は暴れようぜ」的なのがあまり好きでないと言うか。
だって5人バンドで本気で暴れてたらアンサンブル保てないからね、殆ど。
それなのにアンサンブル保ってるって正気なんじゃん、っていうさ。暴れてるフリなんじゃん。っていう気分にどうしようもなくなってしまう。
9mmなんちゃらも同じね。まあアレは楽曲も(多分)好みじゃないけど。

そしてベースがかなり演奏が荒かった。
コンプ使わないのはいいんだけどあそこまで音の粒が粗いのはどうかと思うな。

後半に行くにしたがって良くはなっていったけど概ねそんな感じで。


転換中に、前にいた巨漢の女がトイレかなんか?に行ったところゲロくささが止み、戻ってきてゲロくささが復活したことにより匂いの元凶を発見する。
正直やめて欲しい。


nhhmbase。(ネハンベースと読むらしい)
こちらは上手からテレキャス→ターボラット、ジャズベ→ラット、ストラトJC直アン、後ろにドラム1点セット(タム無し)という男らしいスタイル。
楽曲は3拍子2拍子当たり前、変拍子もありつつ、という客を試すようなバンド。
音に厚さは無くて、低音も薄い(ベースさんはハイポジばっか弾く)、ドラムも音色はやっぱ少ない。
けど不思議な空間を作ってた。
ベースレスみたいな音像で、サウンドデザインもラウドさとは程遠いんだけど、なぜか勢いや圧力を感じるアンサンブルの強さ。
好きな人はハマると思うな。
バンドのメンバーのキャラも中々良い感じ。
基本ドラム側に向いて演奏してるベースさんが、時々顔だけで客席側を見て「ついてこいよー」みたいな顔をするところとか。そういうの結構好きよ。
機会があったらもう一度見てみたい。


トリはsusquatch。
こちらはいつもどおりのセッティング。
そういえばベースさんが今日はメガネをしてなかったな。

ライブが始まって3曲ぐらいは、やはりツアーラストという事もあって調子の良さを伺わせた。
んだけれど、VoGtの押切さんのギターの音が不安定になりだして、曲が終わって次の曲に行く前に一旦止めて、セッティングを見直す。

そしてそのまま曲に入ったんだけどもやっぱり直らなくて、舞台さんやらスタッフさんが出てきてシールド変えたりといろいろやって仕切りなおし。
しかしてやはり上手いこと音はならず。
あの感じからしてエフェクターの内部の接触不良かな、とも思うけど・・・
そうこうして曲を進めると今度はGt稲葉さんの弦が切れてaieの人のギターで次の曲を弾いたり、押切さんのギターの音はやはり不安定だったりとアクシデントだらけに。

そんな感じでも雰囲気はそんなに悪くならず、なんとかラストまで踏ん張ってライブ終了。

アンコールでは押切さんはギターをaieの人のギターに持ち替えてやってみたりするもやはり不安定な感じで、それでも最後までやり遂げライブ終了。
正直バンドは不完全燃焼だろうな、と思いつつ逆に次のライブが楽しみになったのでした。

ちょっと勿体なかったけどやっぱいいよ、susquatchは。
以前話したことのあるBLENDのVoの人がいたりして挨拶しつつ帰宅。

そんな感じ。