ap bank fes'05@つま恋
2005年07月17日(日)
朝9時に東京駅集合のはずが9時に電話で起こされる。
まーじであせった。髪の毛もぼさぼさのまま着替えてバッグ背負って家を出る。
なんとか新幹線には間に合い、静岡県はつま恋へ。

掛川駅とうちゃく。まさに何も無い。そしてくそあつい。
バスにゆられること10分弱。なぞの駐車場にバスが止まり、みなおりていく。
やばい、気温もやばいが風景がやばい。何もないにもほどがある。

とりあえず集団について公園内に入る。
入り口でチケットをブレスレットに交換して、はいってすぐのとこにある建物で飯を食う。
バイキング。とりあえず食っておいた。

3時前くらいになって、建物を出て会場へと向かう。
暑さは多少やわらぐも、物販のブースがある一角へいくと黒山の人だかり。人山の黒だかり。どっちだっけ。しってるよ。
そんなこんなで会場へ。
B1ブロック。一番ひだりの前から2番目のブロックでした。
しばらくはレジャーシートなんぞをひいて開演を待つも、しまえとのお達しが来たのでしまい、B1ブロック最後方の一番ステージ寄りで開演をまつ。角度的に一番みやすい。

ほぼ定刻どおりにスタート。
どんな構成なのかと思っていたが、前半bankband、後半Mr.Childrenの二部構成の模様。
そこに、ゲストとして各アーティストが参加する形だった。

まずはbankbandで2曲かな?やり、一青窈が登場。
俺でもしってるくらいの代表曲を二曲ほどやり、コーラスへ。
うん、なんつーかやっぱ歌うまいわ。
次がsalyu。初聞きだったけども思いのほかよかった。なんかイイキャラしてそうだったけども。
お次はポルノグラフティ。なんだろう、一番の盛り上がりよう。あぁ、一般的にはこういう扱いなんだなーと思った。
んで中島美嘉。声がよいね、この子は。なんちゃら独特な声しとる。結構好き。会場もまったりムード。
で、きましたGAKU-MC!さすがのステージング、やはりラッパーちゃんなので客の乗せ方をわかっとりますな。
ラストはスガシカオが登場。意外ときらいじゃないのよ、シカオちゃん。ファンキーな曲に歌をのせて聞かせる。結構メインストリームから離れたことやってるのに支持されるってのはすごいのう。

と、ゲストがラストかと思いきや、シークレットで佐野元春が登場。
桜井が一番うれしそうだった。
そんなこんなでbankbandも終了。転換がおこなわれ、短いインターバル。

Mr.Children。
今日は桜井の喉の調子がかなりよかった。
いや、前日とかみてないからしらないけどさ。
「10年ぶりで懐かしい曲をやります。Mr.Childrenの曲の中でも最もすばらしい曲と言っても過言ではありません」
会場に期待感が走る。もう一度桜井が言う
「Mr.Childrenの曲の中でも、最もすばらしい曲と言っても『OVER』ではありません!」
一昨日行ったミスチルの聖地でもある渋谷La'mama。そこでもやったであろうOVERという歌。
今にくらべればやはりシンプルな楽曲で、その分力量を問われる。
それを2万人という観客の前で演奏するMr.Children。すばらしかった。

この日桜井は終始嬉しそうに、楽しそうにしていた。
きっと、自分の全てを出し切っていて、ファンの全てを信じきっていて、だからこそあれだけ楽しそうに歌えるんだろう。

ライブが終わり、規制退場で順番に会場を後にする。
オフィシャルの新幹線ツアー的なものだったので、他の人たちと違う退路。
すんなりバスまで行けて、楽にかえれた。

どんなライブに行っても思い出すのはELLEGARDENのことなのだが、なんとなく細美と桜井がダブった。
きっと桜井も同じような葛藤の果てに、全てを出し切って歌い、後は客に委ねるという方法にたどりついたのだろう。
それはそれですばらしいことだし、現にすばらしいライブだった。
姿勢はきっと二人とも同じだ。真摯に音楽をやっていく。それが基本の姿勢。

ただ、きっと細美はそれだけじゃ終わらないだろう。売れていくバンドたちが何処かで振り切った(ように見える)ファンへの要求。
と言っても、ただただ真摯に音楽を愛するということだけだろうけど。
きっとどこまでもそれを求めていくだろうし、求めて欲しい。

そんな感じで帰途についたとさ


帰りに、掛川駅で空き缶を蹴っていた中学生(高校生?)
わかってない、わからないなら来なくていいのに。