「ほんとはもともとWアンコールはやらないでおこうって言っててさ、とか言いながら結構あちこちでやってるんだけど」
幅広いファンの無尽蔵の要求。
もともと短いエルレのライブと、対バンという要素を合わせて考えたら需要と供給のバランスがどっちに傾くかは一目瞭然だ。
それが細美がライブの最後に、と考える「MAKE A WISH」という曲が終わった後にもさらにコールがかかり続ける、という状況を生むのだろう。
Wアンコール自体は良い、ただそれを客が当然の物として捉えてさらに無尽蔵の要求と返答を重ねるような事態にはなって欲しくなかった。
細美は、エルレはわかっているだろうと思いながらその不安がぬぐえなかったのは事実。
「予定調和にだけはしたくないんだよね」
「本当にライブが楽しいんじゃなかったらアンコールなんてしなくていいし、まだまだ聞きたりねぇって思ったんならしてくれ」
こうもこちらの不安を見事に取り除いてくれるバンドもそういないんじゃないか?
きっとこの不安は細美も持っていたんだろう。だからこその熊谷でのあの表情だったんだろうと思う。
今日は普通に仕事して、定時19時に退社。
急いで電車に乗って関内へと向かう。
関内について、アンモニア臭ただようトイレでスーツから短パンTシャツに着替える。
荷物をロッカーにいれようとするもロッカーの空きも小銭も無く、あきらめてそのままCLUB24へ向かう。
初の24。特に迷うこともなく到着して、チケットとドリンク代600円(高くない?)を支払い中へ。
入り口近辺はギュウギュウ。いつも思うがちょっとずつ前出ればいいのに・・・
少し中に入って空間のあるところへでると、先日サイクロンで傘に入れてくれた女史がいる。
「さっきまで細美さんがそこでみてたんだよ〜」とのこと。
ちなみにこのときストンピンバードのライブ中。ピンクリボン軍は終わってしまった模様。
CD物販の机の下にカバンを置き、女史に別れを告げた後人ゴミを文字通り掻き分けてドリンクカウンターの方へ。
ドリンクカウンターに着くとちょうどストンピンバードのライブが終わる。
コーラを受け取りそのままセンターやや後方にスタンバる。
転換中のメンバー。幕がないほうがやっぱ良いようなそうでないような。
サウンドチェック時によく細美がTHE END OF THE WORLDを弾くのだが是非ライブで聴きたいものだ。
そうしてライブが開始。
今日はちとセットリストが違う。
1曲目はsupernova。来た来た、これだよ!
体調があんま良くなかったのだがすぐ吹き飛ぶ。
あまり曲順も覚えて無いけど、まぁいつもどおりって感じではあった。
ただ、GOOD MORNING KIDと虹とMARRY MEをやったのはちょっと違ったな。
結構ライブも飛ばしていた。
3バンで19時開演だったし、生放送のラジオもあるしね。
順不同で言うと、Snake Fighting、モンスター、ジターバグ、surfrider〜、redhot、NO.13、Missing、I Hate It・・・といったところ。
MCは少なめ。
「やぁ〜べぇ、横浜熱いなぁ!」
とか
「WEEZERの新譜かった人!」
「お前らが背中をこうやって押してくれたおかげでサマソニにも出演できて夢がかなったよ。ありがとう」
等々いつもの細美節は健在でございました。
空気の循環もわりかしよくて、そんな馬鹿でかいやつも前にあんまいない。
んでアホみたいに暴れるやつもそんないないしちょうど良い〜感じだった。
ダイバーでちょっと引く位へったくそなやつがいたが・・・まぁしょうがないかな。。
男性客「あいしてるよ〜!」
「おーう、俺もあいしてるぞー!」
女性客「あいしてる〜!」
「お前が言うな!」
「俺確実に女敵にまわしてるよな笑」
うむ。気持ちはわかるきがするよ、細美・・
もちろん本編はBBQ RIOT SONGで締め。
アンコール。
「2曲やっていい?」
と言ってスターフィッシュ
ラストはもちろん大合唱のMAKE A WISH。
今日はWアンコールはやらないかな〜と思っていたが、冒頭の通りやまないコールに加えマネージャー谷っちがドアあけたら照明がついてしまうというハプニング(?)もありつつWアンコール突入。
やはり風の日。
なんてんだろう。なんでここまでフレッシュにいれるのか、聞けるのか。不思議だけど良かった。
終わってそのまますぐに24を出る。
ボイスレコーダーをもった奴がライブの感想なんかを聞きまくったりしている。
俺はといえばしばらくぐったりしたあと、コンビニ行って飲み物を買い一息つく。
某うるふぃと出会い、以前チェルホでちらっと話したパーマの斉藤さん?に話しかけられ話し、冒頭の女史と再び会って話す。
さらにボーっとしてから帰宅。