2006年03月25日(土)  最後の難関。
 
彼女は本当に良く眠る人で、仕事から帰るとウトウトしながら夕食を食べて、その後決まってソファーに横になる。僕は彼女の肩を優しく叩きながら「ねぇ、お風呂入ってよ。お風呂入ってから寝てよ」と言い続ける。たいてい「うるさいうるさい」「言われなくてもわかってるわよ」と、母親に宿題を迫られた思春期の娘のような反応をするのだが、10回に1回くらいは「……入ってくる」と、すんなり入浴する時もある。
 
「君がお風呂に入るか入らないかは1日の最後の難関なんだよ」と、今日も僕は彼女の肩を叩きながら速やかに入浴するよう促し続けている。さもないと深夜2時頃にノロノロ起きて、身体中から倦怠のオーラを発しながら、ちゃんと入浴を勧めてくれなかった僕に対して小声で呪いの言葉を呟きながら浴室に向かうのである。で、深夜2時半ぐらいにドライヤーの音で安眠を妨害されるのである。
 
それでもゴソゴソしながら僕の胸に顔を押しつけてベットに入り込んでくる彼女が好きで好きでたまらないのだから恋愛って訳がわからない。
 

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