2005年06月20日(月)  努力でなんとか。
 
お前んとこのカツ丼が美味すぎて1日3食カツ丼じゃ物足りず毎日通った挙句、家計が破産、おまけに医者から痛風だと診断されたので責任取れ。と、とある定食屋の常連客が、定食屋相手に訴訟を起こした。と、こんな馬鹿な話あるかー。と思うが、似たような話、というか本質的には全く同様である話が世の中にはある。
 
喫煙で肺がんになったから賠償しろ、しなけりゃひどいぞ。という話。今日の朝日新聞の記事だが、この訴訟、当然といえば当然だが、二審でも敗訴という結果になった。
 
だってお前、そんなん有害だって知ってながら吸ってたんだろ? 知ってたことは知ってたけど売ってるから買っちまうんだ。じゃあ買ってしまう意志の弱いお前が悪いんじゃん。そんなことない嗜好品として社会に定着させている日本たばこ産業、および国が悪い。そんなムチャクチャなー。という話である。
 
僕も若い時から喫煙しているが、喫煙している上に医療職であり、喫煙のリスクなんて人並み以上に理解している。ではなぜそんなリスクを侵してまでも喫煙するのかと訊ねられたら、そりゃあ意志が弱いからでしょうと答える。今回の高裁判決だって「依存性はアルコールより格段に低く、努力で禁煙できる」と判断したぐらいだから、まぁ裁判官が言うまでもないことなんだろうけど、努力でなんとかなる問題なのである。それをば責任転嫁して賠償金をぶん取りあげてやろうという汚い魂胆。裁判官が遠山の金さんだったら桜吹雪見せられる前に斬られてる。黄門様だったら印篭見せられる前にうっかり八兵衛にやられてる。こんな下らない文章ばかり書いているけど、僕はタバコがないと文章が一行も書けない悲しい体質。
 

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