2005年03月06日(日)  午後11時からの物語。
 
午後11時からは読書の時間でございます。これはもう決まっているのです。僕ルールなんです。11時までには歯磨きを済ませてベッドに入って、傍らにビールを置いて、ってこれがまた歯磨き後のビールって美味しくないんですよ。フッ化ナトリウムと麦芽が妙な化学反応を起こして、ガムを噛みながらチョコを食ったときのような妙な違和感を感じながら本を開く。
 
現在読んでいる本は芥川賞受賞作の阿部和重著「グランドフィナーレ」これ芥川賞受賞作っていうよりもジャケット買いしてしまったんですけどね。物語の方はまだ昨日読み始めたばかりなのでよくわかんない。僕は読書が趣味だけど、読むのが滅茶苦茶遅いのであります。何度も同じ行を読んで納得いかないと次のページに進めなかったりするのです。
 
しかし僕の彼女の速読っぷりといったらもう。先日、これ面白いよっつって重松清著の「流星ワゴン」という長編小説を彼女に貸したら、翌日のデートの朝にはもう読み終わっている。結構厚い本だったのに。お前読んでねぇんじゃねぇのか。読んだとしても斜め読み、もしくはこんな読み方あるとは思わんが1ページずつ飛ばして読んでんじゃねぇのか。じゃあこの本のあらすじと好きな場面を3つくらい言ってみろよ。
 
と、猜疑心丸出しで彼女に言及したら、仔細なるあらすじと僕も強く心に残った場面を3つも4つも言い出すではないか。こいつ本当にちゃんと読んでる。僕なんてこれ読了するの1週間もかかったのに。いいな速読。これって集中力の問題かな。ビール飲みながら読書するっていうライフスタイルがいかんのかな。と、午後11時。ベッドの中、傍らには缶ビール。しばし思案に暮れて、よし、と小さな掛け声と共に缶ビールを冷蔵庫に戻し、電気コンロで湯を沸かし、ビールの代わりに焼酎のお湯割りを飲みながら読書。僕は読書よりもアルコールが好きなんだと思うよ。
 

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