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| 2005年01月02日(日) 福袋。 |
| 12月のセールでの売れ残り、もしくはデザイナーの先を行き過ぎたセンスによってなかなか着こなせない服、もしくは何に合わせてもしっくりこない色合いの服などを適当に詰め込んで、大衆の浮かれた心につけ込んで売ってしまおうという目的によって誕生したモノ、いわゆる福袋を彼女が欲しいと言い出したので、しょうがないなぁ。人波に揉まれてまで残り物を買いに行こうとは思わないんだけどなぁ。彼女がそう言ってるんだしなぁ。目とかすごい輝いてるし、電車降りた瞬間から気持ち駆け足だし、というわけでとあるショッピングモールに福袋を買いに行った。 人、人、人。福、福、服。とりあえず人だかりができていたらそっちに絶対福があるとでも思っているのか、皆が随意に同じ場所に殺到するので混雑混乱混迷するのは当然であって、馬鹿だなぁ。あっちの福袋なんて余ってるじゃないかと、僕は駄菓子屋の三千円の福袋を購入。一人ベンチに座り、頭にウルトラマンのお面をかけながらうまい棒を食べていたら彼女が、「一体あなたは何しに来たの?」という視線を投げ掛けているので、そりゃぁお前、あれだよ。キミが福袋欲しいって言ったからこうやってついてきたんじゃないか。と言っている最中にさえ、彼女の顔色が紅潮してきたのでこれはヤバい。よし、キミが好きな福袋を買ってあげるよ。だけど選ぶのは僕だからね。という多少のゲーム性を持たせながら彼女の機嫌を取り、「どうせ残り物でしょ? そうなんでしょ?」と、店員の若いお姉ちゃんにどうしようもないことを言いながら1万円の福袋を購入。キャッキャキャッキャと猿のような奇声を挙げる彼女の声を聞き、これで機嫌が直ったと認識。再度ベンチに戻って本日4本目のうまい棒を齧った。 |
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