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| 2003年10月23日(木) 添付ファイル削除。 |
| 仕事帰り、職場の事務員の人たちと居酒屋に行ったが、日本シリーズが気になって気になって、居酒屋にもテレビは置いてあるけど、僕たちのテーブルからそのテレビまでの距離が長く、阪神が打っているのかダイエーが走っているのか星野が吠えているのか王が笑っているのかちっともわからぬ。とりあえず乾杯。今日もお疲れ様でした。あと阪神の優勝を祈って。 ビールを飲みながら野球談話に花を咲かせたいのだが、テーブルをはさんで座っている事務員2名。ちっとも野球には興味ない様子。ねぇ、松井出てるの? アメリカだっつの。ねぇ、清原怖いの? 知らんよ。ねぇ、原監督ってもう打ったりしないの? だから監督だっつの。ねぇ、ビールおかわり。自分で注文しろっての。 と、事務員。突然不機嫌になる。僕がテレビばかり見ているからだろうかと思い、しばし雑談に集中したがそうでもないらしい。「料理が美味しくなーい」そうである。そんなことはない。肉じゃがも美味しかったし、串焼きも美味しかった。ビールも美味しいし、阪神も強いし、仕事は辛い。朝起きれない。時々人生に絶望を感じる。そうかと思えば根拠のない幸福に包まれたりする。僕は僕なりに気分の変動が激しい。だけど外見には出ないから誰もわからない。だけど文章には出るから誰かが僕がおかしいと気付く。 もちろん彼女も気付く。彼女は僕の文章を読まなくても電話で話す声のトーンで気付く。だから彼女の前では素の自分が出せる。時々喧嘩をする。翌日には喧嘩の内容を忘れる。僕だけケロリとしている。彼女はまだ考えている。彼女は思慮深い人です。好きなんだけど、こうやって離れてる状況で会いたい会いたい言っても悲しくなるだけなので僕は言わない。男は表情で真実を語る。だけど物理的に遠く離れている彼女はその表情が見えない。だから写メールを使う。僕はauで彼女はdocomo。見れない。写真送っても「添付ファイル削除」ってメッセージが出る。だから表情も伝えられない。 「ねぇ、今度はもっと美味しいところに行こうよ」 僕は美味しいと思ったんだけどね。東京に帰ったら彼女と同じ感性で舌鼓を打てるようなお店に行くのです。 |
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