娘も私も台風で警報が出れば、

学校が休みになるなんて、脳天気なことをほざいていた。

しかし、台風は大変な被害をもたらし、

地震のために、つらい思いをしている人が多くいるのだ。






あの阪神大震災で、娘の通っていた保育所は全壊した。

高層住宅の１階にあったそれは、鉄筋コンクリートの柱が折れて、

２階部分が落ちてきていたのだ。

もしも、あの地震が起きたのが昼のことだったら、

娘はまず、助からなかっただろう・・・・







さて、その頃のことを思い出すと、じっとしてはいられない。

私や娘にできることを何か一つでもしたい。







人手がいるだろうから、

現地でお手伝いをするのが一番だろうと思う。

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あの地震で「全壊」だった我が家も義捐金をいただいた。
とても有り難かった。





被災地では、紙おむつやウエットティッシュなど、

サニタリー用品が不足していると聞いた。

水洗トイレに慣れている今、水が流れなかったら、

それはどんなに悲惨であるか。

当初、どこの避難所のトイレも惨憺たる様子だった。

水は流れないし、トイレットペーパーも貴重だったのだ。

落ち着くにつれ、学校の避難所では、

プールの水などを大型ポリバケツに入れてトイレ前に用意した。

トイレを使う人は、その水をバケツにくんで持ってはいるのだ。

それでも、大人数で使うから、すぐに水はなくなる。

その水を用意するのも大変なんだ。

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一人一人ができることは限られているかもしれないが、

多数の人がすこしずつ思いやれば、

それは大きな力となるだろう。

神戸があの震災から復興を遂げたように・・

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