木曜は中間考査最終日。

朝、顔を洗うmomozouを励まそうとnekozouがのぞくと、

momozouは、


突然、


しゃがみ込んで、


お腹が痛い！！


すわ、一大事である。

何と言っても、今日は国語の文章読解と数学の代数である。

これといって、ぱっとしないmomozouの成績の中で、

この二つの科目は、人並みいやそれ以上取れる科目なのだ。

何としても、学校へ行っていただかなければいけない。


慌てて、正露丸を探して来て、momozouに飲ませる。

そして、木曜はたまたまnekozouは遅出なので、

学校まで車で送ることを申し出る。


この間に、momozouはリビングのソファに移動して、そこに長々と横になっている。

制服にしわがよるが、そんなこと、この際どうでもいいのだ！！

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もう守りに入っているmomozouである。

momo父の出勤時間が近づいた。

先に行くものと思っていたら、NEKOZOUとmomozouにも出かけるように促す。

この二人には戸締まりは任せておけないらしい。


ところで、車の中のmomozouはと言うと、

すっかり、元気になっている。

車を止める場所を指定し、
（車で送るのは禁止されている上に、校門前の道は生徒で一杯である。）

にこにこ笑って、降りて行った。

後続車にクラクションを鳴らされながら！！

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