a hermitage

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2005年03月02日(水)


私は
宙ぶらりんの
半端なとこにいる

すごく
孤独

居場所が
見つからない。

もちろん
帰る家がある。
かけがえのない家族もいる。

けど
社会的に
自分は
どこに
所属しているんだろう?

パートながら
会社には
勤めている。

意地悪されるわけでもなく、
毎日
それなりに
楽しく
過ごしている。

けど
なにか
違う。

へらへらと
「おもしろいことばっかり言う人」

キャラを演じるけど
私は
楽しくなんか無い。



ダンナがいなくなって
地獄のような生活から開放され
あの頃に比べれば
今の生活
パラダイスだ。

電気が止まる心配も
給食費の心配も無い。
ゼイタクなことはできないけど
三食
普通の奥さんのように
買い物できる。
電話のベルに
怯える事も無い。

シアワセだーーーー!

思ってた。

「普通の暮らし」だと
シアワセを
かみしめた。

けど
この生活
世間相場から見れば
中流には
足元にも
及ばない。

他人の生活を
垣間見るにつれ
情けなくなってくる。

おまけに
将来・・なんてものもなく
収入は
減る見込みしかない。
子どものことなど
出費は
増えること
必須なのに。

不安でいっぱい。



毎日
辛い。

体も
ココロも。


クスリに頼って
なんとか
出社する。

クスリに頼って
なんとか
終業まで
仕事をする。

明日こそ
元気になりますように・・・
毎日
祈るように
布団に入る。

辛い

辛い


けど
もっと
ココロも
体も
辛い人のことを聞くと

自分なんて
まだまだ
シアワセな方。

それが
「がんばり」に
つながらず、
「落ち込み」に
拍車をかける。

「あの人の苦労や
 症状に比べれば
 私なんて
 蚊に刺されたようなもん。

 こんなことで
 辛いと言ったら
 鼻で笑われてしまうだろう」

辛くない
辛くない・・・

涙が出てくる。

比べれば
ずっと
恵まれた境遇を生きてきてるのに
「辛い」
「辛かった」

思ってしまう私。

ごめんなさい

誰にだかわからないけど
謝らずに
いられない。

ごめんなさい


私なんて
たいした苦労してないのに
辛かったと
思ってしまいます、

クスリを飲めば
仕事にもいける、
それなのに
辛いと
思ってしまいます、


ごめんなさい



「辛い」人とも
隔たりができ

かといって
普通の奥さんにも
なれない。


世間からは
「普通の奥さん」みたいに
見えるようだけど

それは
外面だけ。

ゼッタイに
「普通」にはなれない。


「普通」の
振りだけ。

「元気」な
振りだけ。


「辛い」とも
もう
どこでも
言うことはできない、
ココロも
体も。

「あなたのなんて
 たいしたことないわよ」

そんな声が
聞こえてくるようで。。。



なんだか
疲れたな。。。



伊織 |BBS