a hermitage

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2004年11月16日(火) 詩集


チビタに
詩集を
プレゼントした。




チビタは
本を読むのが
大好き。

保育園の頃から
本が
大好きで
保育園の図書室からも
毎日
い〜っぱい借りて、

お休みには
一緒に
図書館に行って
い〜っぱい借りて、

年間に
150冊以上
読んでたと思う。

今では
私の都合で
なかなか
図書館に連れて行ってやれないけれど
行けば
い〜っぱい借りてくるし

学校の
図書の時間にも
い〜っぱい借りてくる。


最近は
その
本の内容が
物語や 童話・伝記などではなく、
推理モノが
ほとんど。

それが悪いとは言わないけれど
そればかりではなく
もっと
優しいお話や
感動するお話も
読んではどう?

勧めるけれど
どうも
そういうのは
気が向かないようだ。。。


どんなジャンルにしろ
本は
い〜っぱい
読んでる子だ。


「読む」ことはできても
「読む」ことはできていないんじゃないか。。。
なんじゃ?って?


お話から
情景や
人物の気持ちを読み取ることが
できてないようなのだ。

セリフを読んでも
活字そのままにしか読めず、
たとえば
「大っキライだ!」

あったとすると
「いや この場面では
 ホントは大好きなんだけど
 素直になるのが照れくさくて 
 キライって言っちゃったんじゃない?」
と 言うようなのも
「キライって言ってるんだから
 キライでしょ?
 それなのに 
 あとの場面で仲良くなってて
 なんか この人たち おかしい!」
と なる。。。

国語で習った「ひとつの花」ってお話、
戦争に行くお父さんが
残していく娘に
なにも渡すものがなく
駅のホームの片隅に咲いていた コスモスを手渡す。
感動のシーン。

「どんなコスモスでしょう?」
の 問いに

「ゴミ捨て場にあった汚い花」


・・・。


違うだろ?

案の定
 ×


今回だけでなく
他にも
「主人公の気持ちは?」
「どんな様子ですか?」系の問題が
苦手なのは
明らか。。。



そこで
物語は
飽きがくるかもしれないので
詩を
読ませることに。


急いで
一気に読んでは ダメ!
無理に読まなくていいから
ゆったりした気持ちのときに
一編ずつでいいから
一行ずつ
一語ずつ
景色を思い浮かべながら
ゆっくり
読んでごらん。


神妙な顔で
うなずくチビタ。




けれど
「プレゼント♪」と
手渡された包みを開けるときの
キラキラ嬉しそうな瞳と

開けたときの
がっかりした瞳、
私は
見逃さなかったぞ!

ちょ〜ど
ゲームソフトと
同じ位の大きさだもんねぇ。







伊織 |BBS