a hermitage
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チビタに 詩集を プレゼントした。
チビタは 本を読むのが 大好き。
保育園の頃から 本が 大好きで 保育園の図書室からも 毎日 い〜っぱい借りて、
お休みには 一緒に 図書館に行って い〜っぱい借りて、
年間に 150冊以上 読んでたと思う。
今では 私の都合で なかなか 図書館に連れて行ってやれないけれど 行けば い〜っぱい借りてくるし
学校の 図書の時間にも い〜っぱい借りてくる。
が 最近は その 本の内容が 物語や 童話・伝記などではなく、 推理モノが ほとんど。
それが悪いとは言わないけれど そればかりではなく もっと 優しいお話や 感動するお話も 読んではどう? と 勧めるけれど どうも そういうのは 気が向かないようだ。。。
どんなジャンルにしろ 本は い〜っぱい 読んでる子だ。
が 「読む」ことはできても 「読む」ことはできていないんじゃないか。。。 なんじゃ?って?
お話から 情景や 人物の気持ちを読み取ることが できてないようなのだ。
セリフを読んでも 活字そのままにしか読めず、 たとえば 「大っキライだ!」 と あったとすると 「いや この場面では ホントは大好きなんだけど 素直になるのが照れくさくて キライって言っちゃったんじゃない?」 と 言うようなのも 「キライって言ってるんだから キライでしょ? それなのに あとの場面で仲良くなってて なんか この人たち おかしい!」 と なる。。。
国語で習った「ひとつの花」ってお話、 戦争に行くお父さんが 残していく娘に なにも渡すものがなく 駅のホームの片隅に咲いていた コスモスを手渡す。 感動のシーン。
「どんなコスモスでしょう?」 の 問いに
「ゴミ捨て場にあった汚い花」
・・・。
違うだろ?
案の定 ×
今回だけでなく 他にも 「主人公の気持ちは?」 「どんな様子ですか?」系の問題が 苦手なのは 明らか。。。
そこで 物語は 飽きがくるかもしれないので 詩を 読ませることに。
急いで 一気に読んでは ダメ! 無理に読まなくていいから ゆったりした気持ちのときに 一編ずつでいいから 一行ずつ 一語ずつ 景色を思い浮かべながら ゆっくり 読んでごらん。
神妙な顔で うなずくチビタ。
けれど 「プレゼント♪」と 手渡された包みを開けるときの キラキラ嬉しそうな瞳と
開けたときの がっかりした瞳、 私は 見逃さなかったぞ!
ちょ〜ど ゲームソフトと 同じ位の大きさだもんねぇ。
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