麻綴り
DiaryINDEXpastwill


2005年06月20日(月) アメリカGP

いったい何だったんでしょう、あのレースは!
前代未聞……異様な光景でしたね。フォーメイションラップが終わって、6台だけがホームストレートに戻ってくるのを見て、なんだかゾッとしてしまいましたよ。
あの巨大なグランドスタンドで、あれを見ていた観客の人たちの心中を思うと……
どれだけの怒りや落胆が渦巻いていたことか。
想像するだに恐ろしいです、まったく。

  ***

まあ、フェラーリのおふたりは、しっかりレースしていらっしゃいましたけどねー。
私は真剣に見てましたよ。
だって、タイミングモニターでフォローしてたら、バリチェロの方がだいたい速かったんですもん。

1回目のピットストップ、ミヒャがあんなに時間がかかったのはなぜ?
おかげで順位が逆転して、私はやきもきするはめに……。

セカンドスティント、ミヒャは第1セクターが速いけど、第2セクターは断然バリチェロに遅れを取ってました。
それがサードスティントでは逆転したんですよね。
第2セクターが速くなりました。
2回目のピットストップで何か調整したのかしら?

いや〜しかし。
あの、2回目のピットアウトでの争いは……
まあ、レーサーたる者、あれくらいやって当然かもしれませんが。
私は完全にビビッてました〜
ミヒャの意地の勝利ですか……
バリチェロは怒るよね〜

何はともあれ、まずはミヒャの今季初勝利ということで、それは嬉しいですが……
できれば、まともなレースでの勝利であってほしかったです。
ちゃんと戦っても、勝てたかもしれない車だったみたいなんだから。

  ***

余談。

この週末、必死で出版翻訳の原稿と取り組んでました。

昔(1994年……)、初の出版翻訳の仕事をしていた頃、F1ファンになりたてだった私は、GPの週末ごとに、目標のノルマを決めて、それが果たせるように頑張っていたものです。
ノルマを果たせれば、なぜだかGPの結果が望ましいものだったりして……
レースを見るのを楽しみに、それまで必死でコツコツ翻訳をしてました。

で、また久々に出版翻訳の仕事を再開している今年なのですが、
子育てに追われつつの仕事なので、スケジュールがものすごく遅れてしまっているのです。
そこで、今回のGP週末には、ノルマを策定しました。
決勝レースまでに、ここまで訳し終えるぞ〜というノルマを。

それがなんとか達成できたことで、これは今日こそミヒャの優勝だ〜と心に念じておりました。
はたしてそれが、思いがけないかたちで実現したわけですが。

今後も、コツコツ頑張ります……。

  ***

余談その2。

なんだか、レースともいえないレースになってしまったことで、夫は「寝るか〜」といって、寝室に引っ込もうとしたのですが、
目を覚ました息子が「かゆい〜かゆい〜」といって、なかなか寝付かず、それをあやしているうちに、結局最後までレースを見てしまったのでした。
お疲れさまです〜


麻 |MAILHomePage

My追加