麻綴り
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いったい何だったんでしょう、あのレースは! 前代未聞……異様な光景でしたね。フォーメイションラップが終わって、6台だけがホームストレートに戻ってくるのを見て、なんだかゾッとしてしまいましたよ。 あの巨大なグランドスタンドで、あれを見ていた観客の人たちの心中を思うと…… どれだけの怒りや落胆が渦巻いていたことか。 想像するだに恐ろしいです、まったく。
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まあ、フェラーリのおふたりは、しっかりレースしていらっしゃいましたけどねー。 私は真剣に見てましたよ。 だって、タイミングモニターでフォローしてたら、バリチェロの方がだいたい速かったんですもん。
1回目のピットストップ、ミヒャがあんなに時間がかかったのはなぜ? おかげで順位が逆転して、私はやきもきするはめに……。
セカンドスティント、ミヒャは第1セクターが速いけど、第2セクターは断然バリチェロに遅れを取ってました。 それがサードスティントでは逆転したんですよね。 第2セクターが速くなりました。 2回目のピットストップで何か調整したのかしら?
いや〜しかし。 あの、2回目のピットアウトでの争いは…… まあ、レーサーたる者、あれくらいやって当然かもしれませんが。 私は完全にビビッてました〜 ミヒャの意地の勝利ですか…… バリチェロは怒るよね〜
何はともあれ、まずはミヒャの今季初勝利ということで、それは嬉しいですが…… できれば、まともなレースでの勝利であってほしかったです。 ちゃんと戦っても、勝てたかもしれない車だったみたいなんだから。
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余談。
この週末、必死で出版翻訳の原稿と取り組んでました。
昔(1994年……)、初の出版翻訳の仕事をしていた頃、F1ファンになりたてだった私は、GPの週末ごとに、目標のノルマを決めて、それが果たせるように頑張っていたものです。 ノルマを果たせれば、なぜだかGPの結果が望ましいものだったりして…… レースを見るのを楽しみに、それまで必死でコツコツ翻訳をしてました。
で、また久々に出版翻訳の仕事を再開している今年なのですが、 子育てに追われつつの仕事なので、スケジュールがものすごく遅れてしまっているのです。 そこで、今回のGP週末には、ノルマを策定しました。 決勝レースまでに、ここまで訳し終えるぞ〜というノルマを。
それがなんとか達成できたことで、これは今日こそミヒャの優勝だ〜と心に念じておりました。 はたしてそれが、思いがけないかたちで実現したわけですが。
今後も、コツコツ頑張ります……。
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余談その2。
なんだか、レースともいえないレースになってしまったことで、夫は「寝るか〜」といって、寝室に引っ込もうとしたのですが、 目を覚ました息子が「かゆい〜かゆい〜」といって、なかなか寝付かず、それをあやしているうちに、結局最後までレースを見てしまったのでした。 お疲れさまです〜
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