麻綴り
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2005年03月06日(日) F1オーストラリアGP感想。

つれづれと感想など……。

☆予選について
うーん。なんかやっぱり納得行かないな〜。あの予選方式。だって美しくないんですもん。

昔の、ただひたすら一番速い者を決めるために行われてた予選は、美しかった。手に汗握る戦いがあった。これぞスポーツ、って感じだった。

それにひきかえ、なんでしょう、最近の予選は。
なんか人工的で、運に左右されて、しかも、ホントに誰が速いのか、さっぱりわからない。面白くない!

あーもう、普通にできないんでしょうか!
だだ普通に、せーので走ればいいじゃん……。


☆決勝について
新レギュレーションで、ますますつまんなくなったと思うのは気のせいでしょうか?

タイヤ交換がなくなったら、ますます作戦の幅が狭くなって、なんか、みんなおんなじように走って、だいたいおんなじようにピットインして……
すごい退屈!

しかも、やっぱりコース上でのオーバーテイクは少ないし。
今の車は、ダウンフォースが少ないから、そう簡単には前車に近づけなくて抜けないとか?(私は技術的な話はよくわからないのですが)

なんだか、えんえん9番手争いの追いかけっこを見せられているうちに、頭がボンヤリしてきましたよ。こんなのがF1だっけ?

やっぱり、抜きつ抜かれつがないと。(「抜けない、抜けない」じゃなくて)。せっかく予選が荒れてグリッドがシャッフルされても、追い越しがなかったらつまらない。
今回、トップが独走してたのはいいとしても、せめて表彰台圏内の争いがもうちょっとコース上で面白く展開してくれたら救われたのに……。

☆レース結果
フィジコ、優勝おめでとう!
これは素直に祝福できます。いや〜、だって、あの幻の表彰台に続く、2度目の勝利でしょう。やっと本当に表彰台に立てて、よかったじゃないですか。おばちゃんも嬉しいよ……という感じで(笑)。おめでとう。

余談ですが、レース後の記者会見を見ていてふと思ったこと。
私のイメージの中では、まだルノー=ベネトンなのですが、なんだか、ふと94年シーズンのことを思い浮かべてしまいました。
そう、開幕戦で、セナが敗れて、ベネトンのシューマッハーが優勝したこと。
なんかね、フレッシュなものが台頭してくるときの勢い、みたいなものを感じてしまって。
いや〜今年のルノーは強そうだな〜と思いました。

フィジコがチャンピオンになるとしたら――うん、それもいいな〜とは思うのですが、でも、それにはやっぱり直接対決でミヒャを倒してほしい。
誰が次のチャンピオンになるにしても、それは同じ。

94年に、セナは戦わずして去っていってしまった。あまりにも唐突に。
やっぱり、本来であれば、旧世代の代表として新しい者と戦い、破れて王座を譲り渡していくべきだったと思うのですよ。

まあ、そのことも含めましてですね……
F1はもっと、速い者が速く走って、速い者同士がいろんな駆け引きでなく、直接速さを競えるような場所になってほしいです。

もうあんまり、昔はよかったとか、そういう年寄りじみたことをいいたくはないもので……。

☆レース結果・その2
ミヒャに関してはですね、ただもう「お疲れ様、次行こ、次!」って感じですが。
あと、たくぼんについても同じく。

しかし、BARが利用した“エンジンルールの抜け穴”っていうのには、ビックリしました。
仕事でそのニュースが入ってきて、初めて知りましたが。

最終ラップに、なぜかBAR勢がピットインしたのは、ライブタイミングのモニターで見てました。放送の方では、一言も触れられてませんでしたけどね。
単に、エンジンをセーブしたいのかしらと思っていたら、なんと、「レースでフィニッシュできなかった者は、次のGPでエンジン載せ替えていい」?
はあ??
そんなルールがあったの?
……知らなかった。

今年のルールはホントにわけわからんです。
しかし、BARが真っ先にその抜け穴をつくとは、ちょっと意外ですね。

今年のマシンは、今のところかなり苦しそうなので……なんでもやってやる、ってとこでしょうか。
ま、頑張ってください!(とエールを送っておきます。)

  ***

なんか、思いつくままに書いてたら、えらい長文になってしまいました。
最後までお読みくださった方、ありがとうございました。


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