麻綴り
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2002年07月26日(金) ドイツGP初日

予期していたこととはいえ、やっぱりショックです。
来季のマクラーレンのラインナップは、デビとキミで決まり。ミカは引退……。

2回目のフリープラクティスをネットでフォローするためにPCを起こしたら、そのニュースが目に飛び込んできて。しばらく固まってしまいました。

シャワーを浴びて1階から上がってきた娘に、「ミカは引退するんだって」と話したら、「うぇーん」と泣き出してしまいました。よしよし、と抱き寄せて慰めながら、「しょうがないね。ミカは奥さんと子供と楽しく暮らしてるから、もう大変なF1はいいんだって」と、話しました。
モナコでの、あの様子からして、もう戻ってくる気はないのかな、と薄々感じてはいました。でも、こうしてそれが現実になってみると、たまらなく寂しい気持ちです。

――ミカ。あなたがミヒャとの間で繰り広げた、あのバトルの数々を、私は決して忘れない。99年、2000年、2001年と、鈴鹿で見た、あなたの走りも。

こうして、静かに、ひとつの時代が幕を閉じていくのですね……。

  ***    

今日のフリー走行は、またいつも通り、フェラーリが強かったみたい。

最初のセッションは、まずミヒャがいいタイムを出して、バリチェロがそれに追いすがり、2人してタイムを更新していく、というパターンだったと思います。最後に、バリチェロがトップに立って、そのままセッションが終わりましたけど。
コースの大規模な改修があったということで、そういうコースで素早くタイムを出すのは、ミヒャの持ち味ですね。
2回目のセッションでは、ずっとバリチェロがトップでしたけど、今度は逆に、最後にミヒャが逆転してセッションが終わりました。

フェラーリの下は、マクラーレン、ウィリアムズの順……と思ったら、6位にエディが食い込んできたじゃないですか。すごい。

最初のセッションでは、パニスがずっと上の方にいたのが印象的でした。ジャックが下の方に沈んでいたのと対照的。BARは、やっぱりジャックを選ぶのでしょうか……。

琢磨も頑張ってましたね。かなりいいラップも刻んでたようでした。結果は、前回のグリッドと同じ14位に終わったけど、フィジコより速かったし。
フィジコは、今回は無事参戦できてよかったですけど、怪我の後遺症はどうなんでしょうね。

今回は、アロウズがちゃんと走れて、ホッとしました。昨日の記者会見で、ハインツが走ると言っていたので、大丈夫だろうとは思ってましたけど。
最初のうち、どうも調子が出ない様子だったハインツ。結果は、かろうじてチームメイトの上に行けてよかったですね。
今度はエンジン壊れずに、レースもうまく行くといいんですが……。

  ***

昨日書いた、お泊まり会の話の続きを簡単に。

結局Sちゃんは、ちゃんとお泊まりできたそうです。
うちの娘がいろいろ励ましていた、と先生が話してくださいました。「大丈夫、1回泊まっちゃえば、泊まれるから!」と言ったり、気をそらそうとしてお人形の話をしたり……いろいろ励ましてたそうです。

夕御飯はみんなでカレーを作って食べ、夜プールに入ったり、園舎の2階で肝試しをしたり、いろいろ楽しく過ごしたようです。
小学校高学年の卒園生から年中児まで、20人を超す子供が参加したようですが、娘は、大きい子に負けずに、いろいろ自己主張していたとのこと。「自分が小学2年生くらいのつもりらしくて。大きい子に混じって、対等にやっていましたよ」ですって……。
荷物の整理がややダメだったことを除けば、行動面は何の問題もなく、「とても頑張っていました」という評価でした。

午後3時にお泊まり会は終了したのですが、その後、課外のプールがあったので、それが終わる頃には、娘はもうヘトヘトという感じでした。帰りの車で、あっという間に寝入ると、食事時に起こしてもなかなか起きないくらい、熟睡していました。

食事もシャワーも済んで、今は気持ちよさそうに、リビングのマットの上で寝ています。
さあ、そろそろ布団に連れていこうかな。

私もシャワーを浴びてきて、コメントの原稿を待つことにします。 


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