麻綴り
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2002年07月13日(土) |
Brian Boru's March |
久々のハープクラブの日。 出がけにいろいろあって、大幅に遅刻してしまった。
前回、ミニ発表会が終わったので、今回は新しい曲の楽譜をいただく。 “Brian Boru's March”――有名な古い曲だ。ブライアン・ボルーというのは、アイルランドの11世紀の王様で、「ブライアン・ボルー・ハープ」という古いタイプのハープも、この名に由来している。 “Carolan's Concerto”で泣かされ続けた後なので、この曲は、ものすごく易しく感じた。メロディは単純だし、くり返しが多いし、そもそも知っている曲だし。 遅れていって、軽く練習しただけで、最後の「合わせ」の時間には、ちゃんと間違わずに弾くことができた。右手だけだったけど。
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「合わせ」の後、片づけまでの時間を利用して、少しだけ大きなハープを触らせていただいた。青山製のアイリッシュハープ(130)、34弦。
前に触らせていただいたのは、クラブが始まったばかりの頃(今年の1月頃)で、当時初心者だった私は、言葉通り「触る」ことしかできなかったのだけれど、今回は2〜3曲、弾かせていただいた。 あらためて弾いてみると、私のとは全然タッチが違う。まったく別の楽器と言ってもいいほど、違っていた。
弦の間隔も広いし、弦も太いし、思い切りはじかないと鳴らないので、あっというまに(ほんの2〜3曲で)指先が痛くなってしまった。 でも、音はステキ。特に、上の方の弦の甘い響きは、大きい楽器ならではなんだろうけど……とってもステキだった。
私の使っている「イヴ」は22弦。音量は、大きい楽器にはかなわないけれど、あらためて較べてみると、やっぱり弾きやすいなあと思う。 弦間が狭いので、和音も簡単におさえられるし、弦の張りが弱いので、やさしくつま弾くだけで鳴ってくれる。明るくて澄んだ響き。 うん、とても気に入っている。
でも、やっぱり22弦では弦数が足りないこともあるので……「イヴ」と同じタッチで弦が29本ある「ロレイン」という楽器が、今、欲しくて欲しくてたまらない。といっても、ポンと買える値段ではないんだけど……。
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“Brian Boru' March”――どんな曲かなぁ、と思われた方は、下のサイトに行ってみてくださいませ。(タグ打てないので、コピペしてください。すみません。) このCD(私のお師匠さまの……)の一曲目に入ってますので、試聴コーナーで聴いてみてください。 ちなみに二曲目の“Planxty Irwin”は、私が次回のレッスンまでに練習していく課題曲です。
http://www.akbeat.com/cd/clarsach.htm
(7月18日(木)1:48pm 記)
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