イノセンス・・の前に。

もうすぐ公開ですね。
英語だとINNOCENCE-無垢、純真、潔白、清浄な〜という意味合いがあります。
たしか3月の6日だと思います。
今まで書こう書こうと思いながらもかけなかったこの作品。

実は攻殻機動隊を見て無いので語るにはまだダメだと思い・・。

借りて見て来ました。
攻殻機動隊自体は中学の頃に習ったので知っていたのですがねぇ・・。
(なぜ習ったのかはちょっと覚えてませんが)
その映画の音楽も耳にタコが出来るくらい高校のときに聞かされていたのに・・。

肝心の映画をまだ見ていなかった・・。
正直・・漫画で先に読んでいたので映画を見あぐねてしまいました。

これからイノセンスの映画を観たい方は前作である攻殻機動隊も観た方がより楽しめるかと思います。
独特の音楽が世界観をより引き立ててる・・と思います(サントラもGetしたよ)
イノセンスの主題歌もいいですね〜(Getしたよ)
今CMもやってるんで暇があれば耳を傾けるのもいいでしょう。

イノセンスの紹介の前に語っておきたい「攻殻機動隊」の存在。
今はテレビでもやってゲームもまた出るそうです。
1995年に劇場公開されたアニメ映画です。
アニメ映画と言ってもアンパンマンのように子供が見て楽しめる内容とはおよそ言えませんがかなり当時としても技術的にも内容的にもすばらしい映画でした。
しかし、日本ではあまり人気が無くアメリカでヒットし逆輸入という形で日本でもヒットしたのでした。

アメリカでは大変高い評価を受け、マトリックスの監督が「影響を受けた映画はコレ(攻殻機動隊)だよ。」と、そこらじゅうで言ってるくらいですからよほど影響を受けたのだろう。
・・というか攻殻機動隊を観ると。
むしろ・・マトリックスは攻殻機動隊のパクリなんじゃないかと思うくらいですよ。

哲学的な内容なので一度観たくらいでは理解するまでに時間がかかる映画です。
マトリックスの時も確か理解するのに時間がかかったなぁ・・。
近未来モノは専門用語が多くて頭を悩まされます。

しかし、イノセンス、攻殻機動隊共に激しいバトルシーンはありますがそれだけでは終りません。
生きる意味や存在意義など哲学的なテーマが根底にあるようです。
見ている側に問いかけるモノが多い映画です。
この辺はただ爆破させれば良いような風潮にある外国のアクション映画よりはかなり良い点だと思います。

攻殻機動隊のストーリーも書きたいところですがアレは見た人によって解釈の仕方に開きがあると思うので興味があれば観てみるといいですよ。
とても9年前に作られた映画とは思えないクォリティになっています。
ビデオよりDVDの方が予告編などが入っていて楽しいですよ。

マメ知識というかトリビアレベルですが・・最初イノセンスを作っているときのタイトルは「GHOST IN THE SHELL2」(攻殻機動隊2)だったそうです。
途中でまあ・・変更になったわけですが2として観て間違いないようですね。

というか・・観ないとあの約束「2501」の意味が分かりませんからね。

均一なるマトリクスの狭間へ行ってしまったあの人へ―

2004年02月29日(日)

いんこのつぶやき / 司

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