ヒビノコト
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数年前に友人のYと一緒にイタリア旅行。
どうやらYはその時、イタリアという国に、 とりわけナポリという町に惚れ込んだみたいです。 私以上に。
夜でも一人出歩くし、カフェでギ−タ−を持ったおっちゃんたちとカンツォ−ネ歌うし、 歌うだけなら素敵な旅の想い出っぽいけど、 コ−ドが違うだのこの歌にしよう!なんて おっちゃんのギタ−とって自分で弾こうとするし、 私はもう横ではらはら。。おっちゃんに怒られるんじゃないかとか、 後でぼられるんじゃないかとか。。。 見事私ひとり日本人。 Yとおっちゃんとカフェの兄さんたちは、大合唱したり ニコニコ顔で今を人生を楽しまなきゃ損でっせ♪ という感じ。 で、最後は笑顔でチャオ! 疑ってすみません。。だっておっちゃんカンツォ−ネで食ってるていうし、名刺までくれるし、お金払わなきゃと思ったんだよねぇ。 お恥ずかしい限り。
Yはその次の年から毎年、一人イタリアへ。一度ご両親も連れていってたけど、ほとんど一人。
普段でもイタリア語勉強しだすし、イタリア料理、音楽、映画、芸術いろんなことにのめり込んでいくし。
結局というかやはりといいますか、会社退職してイタリアに留学 することになりました。
会社を辞めるというのは、好きという自分の気持ちを通すというのは とても勇気のいること。
トリノオリンピックの開会式の日に、 Yは、イタリアで新しい人生をはじめます。
Yよ頑張れぇ〜
私も負けられないぞぉ-
*カラフルな家の写真は、ナポリではなく、 映画「イル・ポスティ−ノ」の舞台にもなったプロチダ島です。 ナポリから船で30分。
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