ヒビノコト
DiaryINDEXpastwill


2003年02月18日(火) 時間

電気のヒューズがとんで、
電気量節約のため、電気ストーブ一つと小さなランプ一つ。
暗がりにオレンジ色の光り。
寒い寒いと愚痴りながら、小さくなってコソコソお喋り。
朝まで、他愛のない話し。
血液型、私は~型とあうねん。(私は~)
チョコレ-ト何個もうたん?(これで2個になった)
安吾の『白痴』貸してぇ(嫌)
なんでそんな顔して笑うん?(こんな顔やから)
お酒なくなったねぇ(なくなったねぇ)
もっと買ってくればよかったねぇ(よかったねぇ)
あと、え~と、何を話したかさえ覚えてないくらい
他愛のない話したくさん。
覚えているのは、
その小さな空間は、平和な空気で満たされていたこと。
皆の気持が、負には向かってなかったこと。
ぼけぼけスローなリズム。

暗闇にオレンジ色の光りぽつん。
あたたかな光り見つめる時間。
誰もが記憶する柔らかな時間。


chimu |MAILHomePage