文字姫 | old day days list new day |
始まり。→→→2006年06月17日(土) 彼にメールした。 生きててもいいことない。 苦しい。 どんだけ泣いてもおさまらない。 苦しい。 じゅんも助けてくれない。 あたしもう死ぬ。 じゅんと別れて、じゅんが他の子と付き合って、あたしのこと段々忘れてくくらいなら、死んだほうがマシだよ。 だから死ぬ。 じゅんと付き合って幸せだったから、そのまま死にたい。 って。 大袈裟かもしれないけど、彼とヨリを戻して捨ててやるために演じようと思ったけど、でも多分、本心だった。 死ぬ気なんてなかったけど、本心だった。 早朝にこんなメール送ったから、彼が起きるまでの間は地獄だった。 何時間かしてから電話した。 「お前はまた夜やるよ。金回りいいから抜けられないよ」って言われた。 そうだなって思った。 でも、お前もまたすぐ浮気するよ、とも思った。 メールするからって言って切られた。 その後すぐメールがきた。 ここ何日で俺の事どれだけ思ってくれてるのかよくわかった。 すごい嬉しかったよ。 俺は浮気しちゃったし、藍は夜ちょっとやっちゃったけどそれをチャラにして無かった事にしてまた付き合うのはかなり難しいと思う。 藍は不安だらけなままで俺と戻って耐えられる? フラれた時にもう絶対戻れないってのは薄々思ってたんだ。 また付き合って急に別れを告げられたら次は俺もどうなるかわかんないし。 言われた時すごい辛かった。 藍帰った後ずっと泣きっぱなしだったんだよ。 もうフラれるのなんてやだし、あんな思いしたくない。 って、きた。 浮気がバレた後も、フォローは最初しかなくて、あとは放置で、あたしとのことをほとんど考えてくれてなかったから、ちゃんと考えてくれたんだって嬉しかった。 その後メールであたしが得意のきれいごとを並べて、夜にヨリを戻した。 昨日は彼の家に行ってきた。 彼はなにをフォローするわけでもなく、あたしもなるべくへらへら笑って、はっきりしたいことだけ聞いたら、彼は笑いながら、言葉も選ばずに答えた。 よく笑えるな、って思いながら、私も笑った。 浮気した子は2回家に入れたみたい。 あたしとケンカして別れる前にも男友達と3人でカラオケに行ったって。 まぁバレバレだったけどね。 一緒に怖いビデオ見て盛り上がったり、サッカー見たって。 えっち最後までしなかったのは、あたしのことが頭にあったからとかじゃなくて、ちょっと早すぎるからその子に嫌われたくなかったってだけでしょ?って言ったら、二十丸あげる。って、笑いながら言われた。 あたしよりその子を優先させたのは、ずっとあたし以外の女の子と遊んでなかったから、楽しかったんだって、ばか正直に答えた。 彼は、今でもその子のことが気になってて、あたしとヨリを戻したことを後悔してるのかもしれない。 それでも、ヨリを戻して、合鍵を貰ってしまえば、こっちのものだ。 「彼女」はあたしで、あの部屋に自由に出入りできるのは、今はあたし。 それで捨ててやれるくらい、あたしはこれから彼に関心を持たないようにしなきゃいけない。 情も、楽しかったことも、思い出も、これからも、愛も、捨てて。 「嫌い」になれば、嫌いになれないことに苦しくて、好きでいるのは、これ以上はもう危険だと思った。 彼に無関心にならなきゃいけない。 こんなに一緒にいて。 こんなに尽くし合って。 こんなにお互いが中心で。 こんなに依存してきて。 こんなに狭い世界で。 こんなに愛してきた彼を。 無関心になって、どうでもよくなって、そして、捨てなきゃいけないんだ。 正直、あたしはそれがきっとできないことも気付いてる。 いつか、浮気だけじゃ済まなくて、完璧に振られて、「お前には愛はない」って言われるまで、あたしは一生懸命彼への愛を消そうとしながら、消えないまま、苦しんで、苦しんで苦しんで、そして最後に捨てられて、そうやってあたしたちは終わるんだろう。 あたしが愛想尽かして、就職する前に捨てるんだと、当たり前に思ってた。 そんなのとんでもなかったね。 あたしはもうこんなに依存してしまっている。 これは愛じゃないよ。 依存だ。 今は、バイト始めて、周りには彼と別れたことにして、環境を変えて、彼のことを考えなくて済むようになるのが、精一杯だと思ってる。 だけどそうやって無理して環境を変えること自体が、彼のことしか考えてないってことにんるんじゃないかな。 あたしはどうすれば救われるんだろう。 こんなことを繰り返す彼に、もう1度愛してもらえば救われるの? 違うことはわかってる。 考えすぎてもう嫌ってくらいあたしと彼のことはわかってる。 わかっててもできないこともわかってる。 本当に苦しいのの始まりは、今からなのかもしれない。 それでも彼に、「やっぱりあの子の方が好きだ。別れてくれ」ってそのうち言われたら。 あたしは、彼を殺してしまうかもしれない。 |
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