朝からやな場面に遭遇。あの部屋行きたくない。でもいかなきゃ。ああ、せっかく今心が健康だったのに。朝からってひどすぎるよ。いっそ胃でも引きちぎりたい。意味不明だけど。寝たい全てをみないで寝たい。目をつぶればそこは何もない。あの椅子にすわりたくなくて滅入る。どうしたってあいつはいやなんだから。血の繋がりなんて気味の悪い鎖だ。あいつと暮らす義務はない。権利だっていらない。昨日の月はきれいだった。自分でも知らない間に、知らず知らずに、虚勢のはりかたを知ったらしい。本当は泣きたいんでしょ。