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我が家に絵本が届いた。 松本大洋の漫画・絵が好きで 谷川俊太郎の詩が好きで 子供達に買ったのではなく 自分が読んで見てみたくて 手にとってページをめくった つらい、かなしい、うれしい、くるしい、たのしい といった感情の形容詞が一つもなく 淡々とした言葉の一つ一つが絵とともに オレの心にシンシンと舞い降りてきて つもった  この雪が解けた頃 オレはまたページをめくっていることだろう 谷川俊太郎はこの「詩」が完成したとき 自ら松本大洋に、この詩に絵を描いてくれないか。と 頼んだようだ。 その詩を読んだ松本大洋は 描かせてください。でも描きあげるのに2年ください。と 言ったそうだ。 そして2年経って完成した絵本。 いくつになっても 雪が解けた頃 オレはまた この絵本のページをめくっていることだろう。
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