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おじちゃん


今日はオレの住んでいる団地を含め
地元自治会の主催する
「ふるさと子どもまつり」だった

子ども神輿があって
西国分寺の駅前商店街を
子ども達がちっちゃな神輿を担いで
ワッショイワッショイ
元気いっぱいに通るのだ

ヨシタロウとシュウヘイも
その神輿の中に居た

子ども達の親達は
子ども神輿の周りで
ビデオを回したり写真を撮ったりしながら
子ども達を見守りながら一緒になって
ワッショイワッショイ言っている
オレも無意識にその中に居た

そんな子ども神輿も
折り返し地点で一休みする事になっていて
そこで子ども達には大きなアイスが配られ
そこで子ども達は休憩しながら大きなアイスを食べる

そろそろ折り返し地点に近づいて
よりいっそうワッショイワッショイが大きくなって来た
ころ

「おじちゃん!おじちゃん!」っていう声が聞こえた
「おじちゃん!おじちゃん!」また聞こえた

振り向くと
小学校4年生ぐらいの女の子がお神輿担ぎながら
オレに話しかけていた
(オレ、おじちゃん?)

「おじちゃん!」
「お神輿担がないでアイスを目当てに歩いている人達が
いるんですけど、あの子達許されるんですか!」って

オレは困った

お神輿担いでいなくても、歩道を歩いている
あの子達もきっと折り返し地点でアイスをもらって
食べる事だろう
その光景を見たら
この一生懸命お神輿を担いでいる
女の子はその瞬間思うかもしれない
「な〜んだ、必死に汗かいているのがバカみたいじゃん!」と

そんな冷めた気持ちを
この一生懸命な女の子に思わせちゃいけないとオレは
思って言った

「一生懸命に体動かして声を出して汗かいて頑張った後に食べるアイスと
何一つ汗を流さずに食べるアイスじゃ同じアイスでも
うまさが100万倍違うんだぞ〜」と

そしたらその女の子に
言われた

「ちょう〜ポジティブ」

それだけの話さ

大人達はハッピ着て(オレも着て)
子ども達は元気いっぱいに
ワッショイワッショイ言って

「ふるさと子どもまつり」

明日
最終日!

子供達の
潜在意識の中に
思い出として残れ!

いつの日か
君たちが大人になって
この街を巣立ったとしても
いつかまた
戻ってこいよ

「ふるさと子どもまつり」

そんなお祭りのような気がする





2010年09月11日(土)

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