< 過去  目次  未来 >
,



純粋だけでは生きていけない現実に叩きのめされる。
自分の甘さや弱さに悩む。自分に嘘をついているのがわかる。
だけど声は嘘をつかない。
そしていつもギターがそばにある。
気がつけばこの部屋にギターが転がっている。
ギターは決してオレを裏切らない。

オマエは嘘つきだと言われた。
オマエは男らしさを装っているけど
オレから言わせれば真逆だ。なんて言われた。
男らしさを装ったつもりなんかこれっぽっちも無いのに
言われた。
奥の部屋で2人っきりになって、いろいろ叱られた。
他になにを言われたかもう忘れたけが結構言われた。
たぶんオレ言われやすい奴なんだろう。
言われながらふと客観的になった時があった。
ムキになってオレに言っているけど
これってアナタ自身の事を言ってないか?
これってアナタ自分の事を棚に上げてオレに言ってないか?
そっくりそのままその言葉返してやりましょうか・・・。
言えないオレがまたここにいた。
ただただ「すいません」を言っていた。
でも全然悔しくなかった。
早くこの場を立ち去りたかっただけだから。

その何日か後
あの日、奥の部屋で2人きりになって言われた事を
その人は全く同じ事をみんながいる会議の前で
堂々とオレを叱った。
オレは一言も言ってもいない事を
さもオレが言ったかのような事も付け加えて。

じゃ〜なんでわざわざオレを奥の部屋に呼んで
オレを叱ったんだろう。ってその時思った。
みんなの前で叱るのだったら、奥の部屋に
あの日呼ばなければ良かったじゃん。って思った。

昨日叱られた事を今日改めたら
昨日と正反対の事を言われてまた叱られる。
なんだこりゃって思った。

オレは言われるままに謝った。
だったら毎日叱られていたって
元気をなくす事は無かろうに。
どうしてこんなにつまらないのだろう。

ところで
愛しい気持ちって
なんで切なさを連れてくるのだろうか。
オレが死んだら
もう二度と会えない
子供、友達、藤原さん、親が愛しいんだ。

俺が死んだらもう二度と会えないと思うと
愛しくてたまらなくなる。

生きるって大変なんだ。

また愚痴った。

30代って愚痴るのかね?

夢ばっかりの18歳
自信満々の20歳
打ちのめされる25歳
乗り越えて確固たる自信に繋がる27歳。
自由になった気がした30歳。
もう一度大きな壁を乗り越えなければ
先がない、36歳。

生きるって大変なんだね。
死なない事って。

ここを乗り越えて
夢ばっかりの18歳のあの透明を36歳の透明で
取り戻したいって思うよ。

そしてオレのそばにはいつもギターがあって。
ギターだけはオレを裏切らない。

ギターを初めて手にして
一曲唄う事が出来た時
世界が変わったもん。

オレ、ギターで救われた。
ギターがあれば何でも出来る気がするんだ。


2010年06月06日(日)

 < 過去  目次  未来 >


MAIL