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 5月になったんだな と思う テレビも写真もなかった時代は 今の人達よりも 何十倍、何百倍も 色に敏感で その時感じた景色とかを 脳裏に焼きつける事が 出来たんだと思う 写真という概念すらないのだから 今の人達とはきっと 観る事への感じるスピードが違っていたんだと思う。 ちょっと、話がズレるが アフリカの砂漠の奥地で暮らしている原住民達は たとえ、ヘリコプターが砂漠に着陸しても ヘリコプターが見えないという話を聞いた事がある。 なぜならヘリコプター自体を知らないから。 それじゃ、何に見えているかは分からないが その話を聞いた時 ひょっとして宇宙人はもう既に地球に 何回も着陸しているのかもしれない。 でも、宇宙人をオレは知らないから オレは宇宙人が見えていないだけなのかもしれない。 と思った。 目に見えているものが全てじゃない。 そんな事を、ふと思った。 息子を連れて 散歩する 部屋の中は 人間の頭の中で作られた、設計されたもので 囲まれている。 部屋の中は 人間の頭の中で作られた想像力の中であり そこから脱する事は出来ない。 外へ出ると 人間には創れない 風、温度、空気、日差し、音で あふれている。 外へ出る。 それだけで 誰かの頭の中で創られた想像力の枠から脱し 自分の想像力が生まれて来る。 息子を連れて散歩する 息子の目には いったい 何が見えているのだろうか・・・ 心の目 に映っているものが 全てなんだ。
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