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ナチュラル


本当にナチュラルになった時って
きっと、無心なんだと思う。

体が自然と動き
足が動く。

曲の表情が自然と体を動かしてくれる。
足を動かしてくれる。

だが、その曲を唄っているのは自分であり
体一つで表情を出していくのである。

声、ギターの音、
曲の物語の中で、ゼロの自分から、
発するには足の位置、逃さぬ間、

時に足で大地を掴み、
時に蹴っ飛ばし、踏んばり、跳ね上がり

ナチュラルな状態で音を発する時
無心であればある程、
体は必要最低限の角度で
最大限の音を出してくれるような気がしてやまない。

そのナチュラルな角度が
最近のテーマの一つになっている。

1曲の中にもいくつもの角度があって
物語があって、

体があって、足があって、角度がついて
その影が曲の世界になるのかもしれん。
そこに
言葉があり、声があり、ギターの音があり
体があって、足があって、角度がついて

影となる。


何を言っている?


わからん実験。


だが、前回の高円寺ALONEのLIVE
そして、今回の渋谷アピアLIVE

今までと違う視点から
自分が自分の曲を唄っていて
体がしっくりはまった瞬間を感じた。

一瞬ではある。


離れても、離れても、離れない影となる角度。


そこに何か世界がある。


それは鏡を見ても決して映らない。



渋谷アピアLIVE



太陽。旅。砂漠。
鼓動。疾走。
あたふた。ダッシュ。
雷。嵐。竜巻き。
紺の夜。窓ガラス。おでこ。
メルヘン少年。
煙り。爆発。塵。



本当にナチュラルになった時って
きっと、無心なんだと思う。



影のみぞ





知る






(つづく)








2005年07月04日(月)

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