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コートをはおって もういなくなっちゃうのかい?
そろそろ時間かもな。
みんなに歓迎されて 喜びを全体で表す どこかの何とか一番とかいった 横っ風を横目に ひっそりと溶けて消えてく時間かもな。
寂しいけどな。
遠い北の国 雪解けの朝 したたる水
野原のつぼみ
胸のまん中の光
お前は そう言ったもんを 置き土産にしてくんだ。
勘違いの何とか一番野郎は 「ありがとう」も言わず お前を押しのけるけど
お前は そっと花が咲くのを喜ぶ。
サヨナラぐらい言ってってくれても 良いのに やっぱ、お前のやり方で帰ってくんだ。
そっと。
勘違いの何とか一番野郎は みんなにチヤホヤ歓迎されて 汚されて 6月頃ジメジメ腐って シクシク泣くんだ。
さよなら。
冬。
ありがとう。
冬。
今日 つかの間 俺 微笑んだ。
お前のおかげ。
つぼみさ。
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