音楽は時に感性などと言う言葉を激しく拒絶する厳しさがあるように思える。ちゃんと向き合って愛情を持って人として生身で接する。誠実に。魂は複雑さ。ちょっとだけ鬱をつぶやいても哀しいからといって露骨に哀しい曲調で流れないさ。すがりつきたい思いを押さえ込み抱き込み突き放し最後のひと絞りはじきだされる音は拍手する事すら忘れる程身近にあるものだから過剰に敏感にうめいて動物的に美しくこっちを向いてくれるのさ。そしてまた森の中ヘ消えて行くのさ。