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人として


音楽は時に
感性などと言う言葉を
激しく拒絶する厳しさが
あるように思える。

ちゃんと
向き合って
愛情を持って
人として生身で接する。

誠実に。

魂は複雑さ。

ちょっとだけ鬱をつぶやいても
哀しいからといって
露骨に哀しい曲調で流れないさ。

すがりつきたい思いを
押さえ込み
抱き込み
突き放し
最後のひと絞り
はじきだされる音は
拍手する事すら忘れる程
身近にあるものだから
過剰に敏感に
うめいて
動物的に
美しく
こっちを向いてくれるのさ。

そしてまた
森の中ヘ消えて行くのさ。





2004年02月11日(水)

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