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不思議


ハッピィクッキィーズ
函館くん 俺 牲捜さん の順で
APIAでLIVEがあった。

函館くんの「くん」は
「函館くん」で一つの名前で
面白いでしょう。
牲捜さんの「さん」は
僕が敬意を表して言う「さん」だ。

牲捜さんにLIVE後
「もっと 暴れん坊なのに・・・私は知ってるよ」って
言われてしまった
今日の俺のLIVEだった。

要は
良いだけじゃ物足りなくなって
それを口に出している時点で
いろんな人の気持ちを
「そうだったの?」って壊してしまうわけで

唄を選んだと言うのは
つまるところ
音楽人で
その自分のステージの時間は
こうありたいも
こうせねばも
これでいいもなく

その時間は
見られているって事で
マスターいわく
「それがLIVEだよ」って事で

初めて僕は
自分がLIVEでやっている時より
実際に録音されているものを
聞いたときの方が
「なんだ 今日良かったんじゃん」って
少し思えた事で

「もっと暴れん坊なのに・・私は知っているよ」の
牲捜さんの言葉が
やけに突き刺さったLIVEだった。

アピアは不思議だ。
今日、僕は自分で思うに
リハーサルが良かった。
アピアのリハーサルはこれでもかと
緊張する中で
戦う中で
めたクソに打ちのめされると
いざ本番では殴られ過ぎた
ボクサーがリングの上で恐いもの無しになるような、
飛び込みがあって、
今日はリハーサルが良すぎた。
そのまま行けるならそれが良い。
ある意味そのまま行けるように
日々の努力があるわけで。
日々の感情がつのるわけで。


そして本番は
それもまた、僕の一面のLIVEだったことは事実で
そういった意味では
僕は暴れん坊と言うよりは
まだ何も知らないクソガキが
だんだん
自分から生まれた唄の味を
知り始めた反面
まだまだ解っちゃいないって事で
良かったとか
楽しいだけじゃ物足りないわけで
唯一無二の個性が 個性が 個性が ・・・・・

「それがLIVEだ」と
マスターが言った言葉の深さを
時間に置き換えて

みんなそこで戦っているんだな〜。と
思ったが、

要するに
今日見にきてくれていたお客さんは
最後まで
楽しかったんじゃないかと思う
アピアだった。

ラストの牲捜さんは凄くて
そりゃ〜凄くて
今日のアピアの夜の部は
全体的な無秩序の
絵になってたんだと思う。

今日は何が良かったかって言うと
アピアが良かった。

それに伴い
打ち上げが良かった。


そして

唯一無二の個性
の持ち主が一同に集まって
見えないバトルの中
一つのとんでもなく凄まじい空間となった
3月18日のママさんの追悼LIVEのような
時間と空間の1000万分の1は
今日、やる側として見られる側として
体の毛の穴からヒントが入って来たような、

・・・・・・・

旅は
ずっと
ずっと
続く。








































冒険




2003年04月26日(土)

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