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| 2006年03月11日(土) | 優しい歌が僕にも歌えそうだ |
昨日のことなので今日の日記でないのですが
昨日、仕事終わりにあるお芝居のご招待を頂いてまして
４〜５年ぶりに台場へ行ったんですね
前に台場に来たのは名古屋から車で来たんで
初めて「ゆりかもめ」に乗ったんですよ、新橋から
・・・
ゆりかもめ高いよッ！
なんだよ、310円て！券売機前で絶句したよ！
いまや観光名所となっているそんな台場に
本当に久しぶりに行ったわけです
前に行ったのはちょうど踊る大捜査線のドラマが終わった頃かな？
特に何しに行ったわけでもなく、友人とフジテレビでも
見るかくらいだったんです
あとレインボーブリッジを車で渡りたかった
話戻します…
で、昨日はそのフジテレビの傍にあるメディアージュという所で
やってた芝居を観たわけです
一場もの、いわゆるシチュエーションものですが、同様のシチュエーションでの
短編オムニバスを３本観ました
女性だらけの劇団の第１回公演
こういっちゃ何ですが、実はあんまり期待してなかったんですが
ふたを開けてみたら面白かったんですね
で、一人ダントツに芝居の巧い人がいてビックラこきました
その人だけ他の人と明らかに違ってたんです
ちょっと勉強になりました
で、ここからが核心話なんですけど
弟がある劇団の公演で天王洲アイルというトコにいたので
まぁ帰りに一緒に帰ろうと思い、来た路線と違う
臨海副都心線に乗るため東京テレポート駅に行こうとしたんですが
台場に来た回数、片手の指三本使用で事足りる程度の地理しかない僕は
案の定、迷子
しょうがないんで道行く人に聞いたら「あっち」ですと方角示してもらって
その通りに歩いたんです
でも待てよ？
こっちって例のゆりかもめの台場駅だよね？
しばらく歩いて考えた末、今度はまた別の人に聞いてみたら…
「君が来たのと逆だよ」
ほわー！やっぱしィ！！
でもさっきの人がこっちだって…
「あー多分その人、台場駅と間違えたね」
”東京テレポート駅”と聞いたのに
”台場駅”
と間違う人・・・「駅」しか合ってねェ！！
しかし今度はどうやらちゃんと教えてもらえたようだ
何でも道を尋ねたその人もテレポート駅から帰るんだそうで
「ちょっと遠いんでついてきてください」とのことだった
この人がまたスゴクいいヒトで道なりその人といろんなことを話した
台場にある企業に勤めてること、俺が芝居をやってること、
フジテレビがここに移って１０年経つとかホントもう色々
実は俺が初めて台場に来たのは、自力で初めて東京に来た高校生の時
その頃、まだ「台場」という地名もあまり知られてない頃で
今から12年前、レインボーブリッジしかなく台場の土地が
「踊る大捜査線」で「空き地」と呼ばれるより前から空き地だった頃の
話とか、本当に気さくでいい感じの人だった
パッと見30後半40前半くらいの若々しい恰幅のいい人なんだけど
明らかに年下の俺に気持ちのいいくらい丁寧な話し方で
俺も気さくに話ができた
以前日記で、
「東京は冷たいというイメージを持ってたけど確かな温度があった」
みたいな事を書いたけど、今回もまさしくそんな話
こういう素敵な出会いがある限り、東京だろうとどこだろうと
人は優しい気持ちを持って頑張って行ける
僕もまだまだ頑張っていけると
雨の上がった空を見て、そう強く思った
人生が楽しいと思える素敵な出会いだった
